古田知事「第７波の真っただ中」 感染対策の徹底を｜NHK 岐阜県のニュース - nhk.or.jp

岐阜県内で新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを受け、古田知事は「第７波に入ったというよりも第７波の真っただ中だ」と述べて強い危機感を示すとともに、県民に対して改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけました。

古田知事は１２日昼前、記者団に対して「感染力がより強いとされる「ＢＡ.５」への置き換わりが急速に進行するとともに感染が急増していて、第７波と言っていいが、第７波に入ったというよりも真っただ中だ」と述べました。
その上で「特に高齢者施設や障害者施設でのクラスターが各地で多く発生している。感染による重症化リスクは低いと言われているが、感染者数が増えれば重症者も増えるだろうし、ケアすべき対象が増えれば医療機関の機能不全になりかねない」と述べ強い危機感を示しました。
古田知事は高齢者施設などでの検査を徹底して行う態勢づくりを進めるほか県民に対してマスクの着用といった基本的な感染対策の徹底や３回目までのワクチン接種を呼びかけました。
ただ、新たな行動制限の実施については慎重な姿勢を示していて古田知事は今週中に対策本部会議を開いて具体的な対応策をまとめる方針を明らかにしました。

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