松任谷由実「背中押してくれたから、奇跡起こせた」全６３公演、１５万人動員ツアー完走 昨年９月開幕 - スポーツ報知

松任谷由実「背中押してくれたから、奇跡起こせた」全６３公演、１５万人動員ツアー完走 昨年９月開幕 - スポーツ報知

　デビュー５０周年を迎えた歌手の松任谷由実が９日、兵庫・神戸国際ホールで全国ツアー（全６３公演、総動員数１５・７万人）の最終公演を行った。

　世界史に残るコロナ禍だからこそ、シンガー・ソングライターとしてこの時代に作品として刻みたい―という思いから最新アルバム「深海の街」（２０年）を制作。同作を引っ提げて、２１年９月３０日から約１０か月間かけて完走した。

　ユーミンは「最初は祈るような気持ちでステージに立っていました。でも、奇跡的に最後まで走りきれそうです。今日がゴール。誰に感謝したらいいのか分かりませんが、待っていてくれた人たちが背中を押してくれたから、奇跡も起こせたんだと思います。本当にありがとう」としみじみと語った。

　約２時間１５分のパフォーマンス。アルバム表題曲「深海の街」を始め、ドラマ主題歌「知らないどうし」や代表曲「ひこうき雲」「カンナ８号線」「Ｈｅｌｌｏ，ｍｙ　ｆｒｉｅｎｄ」など２４曲を披露した。アンコールでは神戸公演にちなみ、神戸タワーを題材にした「タワー・サイド・メモリー」、「卒業写真」で締めくくった。

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2022-07-09 16:09:00Z
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