全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われた、「全国学力テスト」の結果が28日公表され、秋田県は小学校の国語と理科、それに中学校の国語で全国1位になるなど、トップクラスの成績を維持しています。
「全国学力テスト」は、ことし4月に行われ、県内では小学6年生と中学3年生のあわせておよそ1万2000人が参加しました。
ことしは、国語と算数・数学に加え、4年ぶりに理科も実施されました。
28日公表された秋田県の公立小学校の平均正答率は、国語が全国平均より5.4ポイント高く71%で全国1位、算数が2.8ポイント高い66%で富山、高
知と並んで全国4位、理科が7.7ポイント高く71%で全国1位でした。
公立中学校では国語が4ポイント高く73%で全国1位、数学が2.6ポイント高く54%で、東京、静岡、愛知と並んで全国6位、理科が2.7ポイント高く52%で、群馬、富山、岐阜、静岡と並び全国3位と、いずれも全国トップクラスの成績を維持しています。
また、文部科学省がテストに合わせて行ったアンケート調査で、「自宅で自分で計画を立てて勉強しているか」という質問に対して、「している」と「どちらかといえばしている」と回答した割合は、小学6年生が全国平均より15.1ポイント高い86.2%、中学3年生が13.9ポイント高い72.4%で、家庭学習に取り組む意識の高さが明らかになりました。
また、昨年度から本格的に授業に導入しているパソコンやタブレット端末などが「学習の中で役立っているか」という質問に対して、「役に立っている」と「どちらかといえば役に立っている」と回答した割合は、小学6年生が全国平均より2.3ポイント高い96.7%、中学3年生が2.7ポイント高い95.3%でした。
秋田県教育委員会の安田浩幸教育長は「教師が秋田の『探究型授業』の実践を引き継いでいることが、上位クラスの成績につながっていると思う。パソコンやタブレット端末などの活用でも、教師がより効果的に指導できるようになれば、『探求型授業』と相まって、より子どもたちの学力が伸びていくのではないか」と話しています。
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