「サロメ奇譚」が、去る3月21日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。
これは、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」を原案に、
朝海は「オスカーワイルド版『サロメ』のビターな所は残しつつ、現代の私達にも共鳴できる作品になっていると思います。是非劇場へ足をお運びください。お待ちいたしております」とコメント。松永は「暗いニュースの多い中、お客様を違う世界へお連れすべく精一杯つとめます」、牧島は「どんなヨカナーンを演じるのか、あなたの目にはヨカナーンがどう映るのか、楽しんでもらえたら嬉しいです!」、ベンガルは「悲劇の中に必ず存在する喜劇的要素を楽しんで頂けたら最高です」とそれぞれ述べた。
東京公演は3月31日まで。そのあと、4月9・10日に大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。また、3月26日17:00開演回でのライブ配信が決定。ライブ配信後、28日23:59までアーカイブを視聴することができる。
朝海ひかる コメント
「サロメ奇譚」いよいよ幕が開きます。この1ヶ月、脚本家のペヤンヌさん演出家の稲葉さんはじめスタッフの方々、そしてキャスト全員で作り上げてきました。オスカーワイルド版「サロメ」のビターな所は残しつつ、現代の私達にも共鳴できる作品になっていると思います。
是非劇場へ足をお運びください。お待ちいたしております。
松永玲子 コメント
ちょうど2年前、最初の緊急事態宣言直前に私はこの東京芸術劇場シアターイーストでの公演が初日前日に自粛要請で中止になりました。カンパニーや作品は違えど、この劇場に再び立つことができるのは、喜び一入と同時に身の引き締まる思いです。あの日、まさか2年後もこんな状況だとは思わなかったし、世界はより深刻な方向へと進んでいます。暗いニュースの多い中、お客様を違う世界へお連れすべく精一杯つとめます。
牧島輝 コメント
今回は預言者ヨカナーンという役を演じる上での課題の一つとして、魅力というものについてずっと考えていました。現れただけで空気を変える存在感。幻想的で魅惑的な声。ある人には希望を、ある人には絶望を、そんな影響を与えられる人はどんな人なんだろうとずっと考えていました。正直答えは出ていないです!! 笑 探し続けています!! ただ、何者なのか分からないこともヨカナーンの魅力の1つなんだと思います。どんなヨカナーンを演じるのか、あなたの目にはヨカナーンがどう映るのか、楽しんでもらえたら嬉しいです!
ベンガル コメント
あの世界的に有名な悲劇「サロメ」を今をときめくペヤンヌマキさん・稲葉賀恵さんが作・演出を手掛け、設定を現代の日本に置き換えてお送りする画期的な意欲作です。悲劇の中に必ず存在する喜劇的要素を楽しんで頂けたら最高です。
この記事の画像(全10件)
タグ
からの記事と詳細 ( 「サロメ奇譚」開幕、主演の朝海ひかる「現代の私達にも共鳴できる作品に」(コメント / 舞台写真あり) - ステージナタリー )
https://ift.tt/3U42I17
0 Comments:
Post a Comment