Thursday, March 24, 2022

玄海原発の使用済み核燃料「乾式」貯蔵施設建設 県が了解|NHK 佐賀県のニュース - nhk.or.jp

玄海町の玄海原子力発電所に建設が計画されている使用済み核燃料の「乾式」の貯蔵施設について、佐賀県は、24日、九州電力に対して計画を了解すると伝えました。

玄海原発の3・4号機では、使用済み核燃料を燃料プールで保管していますが、満杯になってしまうのを避けるため、九州電力は、冷却に水を使わず放射線を遮る金属容器の中で空気で冷やして保管する「乾式」の貯蔵施設を建設する計画です。

この計画について、佐賀県の南里隆副知事は、九州電力の豊嶋直幸常務ときょう県庁で会談し、計画を了解することを伝えました。

了解した理由について、南里副知事は、原子力規制委員会の審査で法令上の要求に適合していることに加えて、県が専門家の意見などを踏まえて独自の検証を行った結果、不合理な点はなかったと説明しました。

その上で、九州電力に対して、工事にあたっては安全を最優先にすることや、積極的に情報提供を行うことなどを求めました。

この計画については、地元の玄海町も去年9月、九州電力に対して了解すると伝えています。

九州電力の豊嶋常務は、報道陣の取材に対して「安全意識のさらなる向上に努めて事故のないよう工事を進めていきたい」と述べました。

九州電力によりますと、乾式貯蔵施設は2025年に工事を始め、2027年度の運用開始を目指して必要な手続きを進めていくということです。

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