小樽市にある北照高校は去年からことしにかけてスキー部でいじめがあったとして、道教育委員会に報告するとともに、第三者委員会を設けて再発防止策をまとめることにしています。
北照高校によりますと、去年６月からことしの１月にかけて、スキー部の部員が別の部員に対して後ろから蹴ったほか、金銭を支払うよう強要したり、合宿先で枕を隠したりしたことが分かりました。
この結果、部員２人が不登校となったことから、高校はこれらの行為がいじめの「重大事態」にあたると認定し、ことし４月、道教育委員会に文書で報告したということです。
また、先月にも部員が新入生に対してペットボトルに入った尿をかけるなどの行為があり、高校はこれについても口頭で道教育委員会に報告したということです。
この部員はすでに自主退学したものの、高校は一連の事態を重くみて今後、弁護士などでつくる第三者委員会を設けて実態を調べ、再発防止策をまとめることにしています。
北照高校の石森照雄教頭は「不登校となっている生徒にはつらい思いをさせて申し訳ない。いじめの根絶に向けて学校をあげて対応を続けたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( “スキー部でいじめ”北照高校が報告 第三者委で再発防止策へ｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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