【ソウル=細川幸太郎】K-POPを代表するアーティスト「BTS（防弾少年団）」は14日夜、ユーチューブに動画を投稿してグループとしての活動を一時休止すると発表した。突然の発表を受けて15日の韓国�取引所で所属事務所のハイブの株価は前日終値比で一時27%下落した。
ユーチューブに投稿された1時間ほどの動画は、メンバー7人が食事をしながら9年間の活動を振り返り、思いを打ち明ける内容だった。リーダーのRMさんは「私たちがどんなグループなのか、よくわからなくなった。しばらく立ち止まって休息する」と話した。
ほかのメンバーも「各自が様々な経験を積んで一段階成長して皆さんの前に戻ってくる日がきっと来る」と応じ、「BTS第2章に進むために必要な過程だ」と話した。
動画は公開から12時間で900万を超える視聴回数を記録した。動画内では活動休止時期について言及はなかった。
ハイブ傘下の音楽レーベルのビッグヒットミュージックは15日に「BTSはグループ活動とソロ活動を並行する新しい章を始めることになる」とのコメントを発表した。グループ活動の継続を主張しており、メンバー側のコメントと食い違いもある。
中核アーティストの突然の活動休止宣言で15日にハイブ株は大きく売られた。株価は一時27%下落し、時価総額は2000億円程度減少した。
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2022-06-15 01:26:52Z
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