Tuesday, June 14, 2022

打球の質に対して打球が本塁打になる確率は昨季に比べてはるかに低く/米専門家の分析 - ニッカンスポーツ

5月31日、ヤンキース戦で、厳しい表情で試合を見つめるエンゼルス大谷
5月31日、ヤンキース戦で、厳しい表情で試合を見つめるエンゼルス大谷

<深掘り。>

大リーグでは今季「ボールが飛ばない」と話題になっている。13日までの1試合あたりの本塁打数が2・09本と、昨年の2・45本から減少。15年以来の低水準となった。今季は、21年から新仕様となったボールが開幕から全球使われ、全球場での湿度管理も始まった。「ボールが柔らかくなった」と証言する選手も多い。どんな変化があったのか、深堀りする。

<米専門家の分析>

イリノイ大の教授で物理学者のアラン・ネーサン氏が今年、MLBの公式球を調査分析した。昨年4月に使用された公式球と、今年4月18~24日に使用された公式球を比較したところ、打球の質に対して打球が本塁打になる確率は昨季に比べはるかに低かった。また空気抵抗係数(Cd)は昨季の公式球より、今季の公式球の方が高かったという。

Cdが高いということは、強くたたいても遠くに飛ばない。この実験により、今季の使用球が飛ばないことが実証されている。ただ同氏は「なぜ今季公式球の空気抵抗係数が高いかは、説明できない。さらにデータを追加して検証する必要がある」としている。(4月26日付のジ・アスレチックより)

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