長崎県のマスコットキャラクター「がんばくん」と「らんばちゃん」をめぐり、男の子を隊長、女の子を副隊長とした設定に対してジェンダー平等の観点から見直しを求める声があがっている問題で、大石知事はNHKの文書での取材に対して「見直しを検討している」と回答しました。
この問題で県が見直しに向けた検討を明言したのは初めてです。
オシドリをモチーフとした「がんばくん」と「らんばちゃん」は、平成26年の「長崎がんばらんば国体」に合わせて誕生した県のマスコットキャラクターで、キャラクターの「役職」として、男の子のがんばくんを隊長、女の子のらんばちゃんを副隊長と設定しています。
この設定をめぐっては、県議会でジェンダー平等の観点から設定を疑問視する声があがったほか、ことし2月には県内の女性団体からも見直しなどを求める要望書が提出されていました。
今回、NHKでは3月に就任した大石知事にこの問題についての考えを文書で尋ねました。
その結果、見直しについて「検討している」と回答しました。
この問題で、県が見直しに向けた検討を明言したのは初めてです。
理由については「ジェンダーに対する社会の意識が高まっており、ジェンダーの視点から問題があるというご意見があるためです」としています。
県は具体的な見直しの方向性について「県民の皆様の声をお聞きしながら検討していきたい」としています。
からの記事と詳細 ( 知事が「見直し検討」 県マスコットのジェンダー平等問題|NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
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