Friday, June 10, 2022

赤穂高商業科3年 10月挙行へ結婚式企画 – Nagano Nippo Web - 長野日報


高校生プロデュースの結婚式を希望するカップルを募集している赤穂高校商業科3年のブライダル班

赤穂高校(駒ケ根市)商業科の3年生18人は10日、同校で記者会見を開き、生徒自らが企画する結婚式を10月に執り行うと発表した。新郎新婦がこれまでの人生で、家族や友人ら周囲にもらったぬくもりから、温かな「灯り」をイメージした「アカリウエディング」を企画する。17日~7月11日、挙式を希望するカップルを募集している。

同科の生徒が結婚式を企画するのは19、21年に続き3回目。新型コロナウイルスの影響で挙式プロデュースを断念した20年は、ブライダル商品を開発した。同科の課題研究授業の一環。地元のブライダル関係者でつくる「駒ケ根高原『幸せの森』ブライダル協会」の協力を受けており、同協会からブライダルについて教わっている「ブライダル班(通称・やっちゃえブライダル)」の生徒が取り組む。

応募は県内在住のカップルに限る。未婚、既婚は問わない。挙式費用は同協会が負担し、カップルは無料。披露宴など挙式後の催しの費用はカップルが負担する。応募多数の場合は7月15日までに生徒が選考する。大好きな家族に結婚式を通して思いを伝えたい、結婚式を挙げるきっかけがなかった―などのカップルの応募を見込んでいる。

挙式は10月9日、伊那市の信州INAセミナーハウス内のソフィアガーデンで行う。感染症対策と悪天候時の対応に考慮し、屋外と屋内の両スペースを備えた会場を選定。新郎新婦の希望に沿いプランニングする。生徒からはガーデンパーティーや参列者が仮装するハロウィーンパーティーなどの案が挙がっている。親への手紙などを用意し、「温かさがある空間をゲストと共有する式」を目指す考え。

「やっちゃえブライダル」は18人が中学3年生の時に始まった。自らも企画に参加したい―と同校への進学を決めた子も多い。ともに広報担当の下島日奈子さん(17)、春日美羽さん(18)は「高校生の自分たちにできる最高の結婚式を作る」と意気込んだ。

応募は同協会フェイスブックから。問い合わせは同協会の城村さん(電話080・5141・0870)へ。

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