2023年に放送予定のNHK大河ドラマ(第62作)『どうする家康』の取材会が7月1日、愛知県のNHK名古屋放送局で開かれ、主演する人気グループ・嵐の松本潤が出席した。会見では、同作で見せる松本の“振り切った演技”に、共演者から驚きの声が上がった。
自身が演じる徳川家康について、松本は「若いですし、力もない。小さな国なので家臣も頼りない。その中でも特にか弱い、幼い人物がスタートラインとなった方が面白いんじゃないか」と、スタッフらと話し合っていたと説明。その上で、殺陣のアクションシーンでも「わざと弱くやっているのではなく、戦い方を知らないとか、やろうとしているがうまくいかないという、ヌケ感が悪い、いきどおっている感じをうまく表現できたらなと思ってやっています」と演技のポイントを明かす。
自身が演じる徳川家康について、松本は「若いですし、力もない。小さな国なので家臣も頼りない。その中でも特にか弱い、幼い人物がスタートラインとなった方が面白いんじゃないか」と、スタッフらと話し合っていたと説明。その上で、殺陣のアクションシーンでも「わざと弱くやっているのではなく、戦い方を知らないとか、やろうとしているがうまくいかないという、ヌケ感が悪い、いきどおっている感じをうまく表現できたらなと思ってやっています」と演技のポイントを明かす。
この前段に行われた取材会で、制作統括の磯智明氏は松本の演技について「みんなの笑い、興味を誘って、共感を得る。振り切った芝居をやる松本さんに対し、リスペクトという思いで見ていた」と脱帽。「共演者の方々も『松本さん、ここまでやるんだって』(思っていた)。ウケ狙いではなく、彼の中でバランスの取れた物語としてやっている。とても素晴らしいと思って拝見しています」と語っていた。
共演する大森南朋(酒井忠次役)、松重豊(石川数正役)も、同作で見せる松本の思い切りのある演技に驚いたようで、大森は「お芝居が素晴らしい。心から引っ張っていっていただいている。振り切った、今まで見たことのない松本潤を最前線で見られているので、みなさんもこうご期待ください」と称賛する。
一方の松重は「残念ながら、ここ3日間で撮っている間では、圧倒的な指導力、カリスマ性もまだ微塵(みじん)も見えてこない」としつつ、「『大丈夫かな?』と思うような、まわりがなんとかしてあげたくなる家康が今、生まれつつありますね。そこから家臣団と一緒になって、天下一の武将になるか。まだまだ、『この人、大丈夫かな?』というところがいっぱいあって、そこが魅力です」と語った。
会見には松本、大森、松重のほか、山田裕貴(本多忠勝役)が出席した。
今作が初大河となる松本潤は、誰もが知る偉人・徳川家康を演じる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠(かっきょ)する乱世に飛び込む。そして豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙し、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越えていく。2022-07-01 08:01:00Z
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