歌手の星野源(42)が25日深夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。くも膜下出血で休養した当時の心境について語った。
星野はくも膜下出血で2度の手術を経験している。12年12月に発症し、活動休止。翌年2月に仕事復帰したが、同年6月の定期検査で「手術箇所が万全ではない状態」と診断され、再び活動休止となった。同年9月に、再手術が成功し退院した。
この日は脳動脈瘤(りゅう)の手術予定というリスナーから「脳という未知のことが多い部分を手術し、治療した源さんに心構えやこれがあるといいよということを教えてもらえるとうれしいです」とのメールが届いた。星野は「そうだねえ。僕はね、なんか分かんないけど絶対に大丈夫と思ってたなあ。なんでか分かんないけど」と回顧した。
「絶対に大丈夫だと言うことをテンション高く思ってましたね。2回手術しましたけど。1回再発して」と星野。「心構えはなんだろうなあ、多分自然とその日が近づくにつれて、結構僕はね、ちょっと一瞬自暴自棄なった時期はありました。手術前に。もうどうでもいいや、みたいな」と話したものの、「でもね、やっぱ手術までが結構しんどいっていうか。ちょっと先でしょ、これ手術。だからそこまでね、予約待ちだったりするんで、まだ脳動脈瘤が破裂しないだろうと判断されてちょっと先なんだと思うんだけど。分かりますと言うか」とリスナーの状況や思いを推し量った。
「なんで、まあちょっと自暴自棄になっても、変なことさえしなければ自暴自棄になっていいんです」とアドバイス。「で、あとなっても、例えばなるべく人に迷惑かけないように。誰か頼れる人はなるべく頼ってですね。大体そういう時って誰かに迷惑かけたらいけないかもなって思っちゃうんですよ。なんかね、こういう時なのに気を遣うの、人って。みんなもっと気を遣って言わないでいいのにって思ってると思うんでね、なんで人を、なるべく頼れる人がいたら頼ってみてください」と続けた。
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2023-04-26 03:41:00Z
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