現代薩摩焼の第一人者で、優れた技能を持つ「現代の名工」にも選ばれた荒木幹二郎さんが、2日、鹿児島市内の病院で亡くなりました。
92歳でした。
荒木さんは昭和4年、旧満州で生まれ、17歳から日置市東市来町の美山で苗代川焼と呼ばれる薩摩焼の修行を始め、創作活動を続けてきました。
黒の器に独自に開発した釉薬で味わい深い緑を表現し、2006年には、ものづくりの分野で優れた技能を持つ職人などが表彰される「現代の名工」に選ばれたほか、苗代川焼伝統保存会の会長も務めました。
息子の荒木秀樹さんによりますと、ことし3月にすい臓ガンと診断されましたが、その後も展覧会を開くなど精力的に仕事を続けてきました。
しかし、2週間ほど前に体調を崩して鹿児島市内の病院に入院し、2日午後1時36分、すい臓ガンのため亡くなったということです。
92歳でした。
通夜は4日の午後6時から、葬儀は5日午前11時から日置市伊集院町の葬儀場で行われ、一般の人も参列できるということです。
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