昨年10月に当て逃げ事故を起こしたお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史が23日、コンビのYouTube「FUJIWARA超合キーン」に出演。芸能活動を再開させた。この日午前、所属する吉本興業が活動再開を発表していた。
投稿された3分55秒の動画に、藤本は相方の原西孝幸と二人そろって黒色のスーツ、ネクタイ姿で登場。「このたびは自分が起こした事故でお相手の方に大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と約5秒、そろって頭をさげた。「また、自分の軽率な行動によりファンの皆様の期待を裏切り、ご心配をおかけし、お仕事の関係者の方々にも決まっていた仕事や収録済みの番組などでご迷惑をおかけしました重ねてお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけしたにも関わらず、多くの方々に気遣いや励ましの言葉をいただき、申し訳ない思いでいっぱいでございます」と続け、再び深く頭を下げた。
藤本は事故後、会見などは行ってこなかった理由を「会見をすることでさらに影響が出ると考えたため、自分の口での報告はできずにいました」と説明した。信号無視、車同士の接触を警察に報告しなかった義務違反で処分を受け、罰金を納付。「今回決定した処分につきましては重く受け止めております。今後、このようなことは二度と起こさぬようにいたします」と誓った。
活動再開にあたり「感謝してもしきれない」という原西に「また一緒にFUJIWARAとして活動したい」と申し入れ、2人での再出発が決まった。原西は「このたびは相方がご迷惑をおかけしました」と頭を下げて謝罪。さらに「相方には伝えておりますが、処分が出たからこれで終わりというわけではありませんし、決して許される行為ではないと考えております。軽率で、言葉を選ばずに言うとバカで無責任な行動だったなと思っております。ただ、もし世間の皆様が許していただけるのであれば、もう1度、相方とお笑いがしたい。また二人でFUJIWARAのお笑いを皆様に届けていけるように頑張っていこうという気持ちはお互い持っております」と厳しいながらもコンビ愛を感じさせる言葉を並べた。
動画の最後は原西が「また応援してくださる皆様におかれましては、見守っていただけるとありがたいと感じております。以上、FUJIWARAからの報告でした」と締め、再び2人そろって5秒ほど、頭を下げた。
2024-02-23 11:48:00Z
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