結婚式にお呼ばれしたとき、悩ましいのが服装。今回は、失礼にならない服装にするためのポイントを、「All About」結婚ガイドの森川さゆりが解説します。
2024.02.26
今回は「All About」結婚ガイドの森川さゆりが、「結婚式のドレスの色」に関する疑問に回答します。
(今回の質問)
結婚式にお呼ばれしました。ゲスト側がドレスで避けるべき「色」って何ですか?
(回答)
ゲストの服装マナーの鉄則は、派手過ぎず、地味過ぎず、主役の花嫁を引き立て、結婚式の雰囲気を華やかにすること。花嫁の象徴「白」、全身「黒」は避けましょう。シルバーやアイボリーなど「白」に近い色も注意が必要です。
シルバーやアイボリーなど「白」に近い色に要注意!
どうしても黒を着る人が多くなりがちな結婚式ですが、最近は、あえて黒を避けて華やかな色を選ぶ人も増えているようです。とはいえ、「白」は花嫁の色といわれているので、絶対に避けましょう。光の加減で白っぽく見えるシルバーやベージュなどの薄い色も、一歩間違えると非常識と思われかねません。その場合は、黒やはっきりした色目の羽織りものなどを使うのがおすすめです。また、黒いドレスを着る場合は、葬儀などを連想させてしまうので、全身真っ黒にならないように注意してください。
マナー違反しないためのポイントとは?
ファッションは個性の表現でもありますが、結婚式には友人だけでなく、親戚やご家族の知人なども参加するので、考え方はさまざま。新郎新婦を困らせたり、いやな思いをさせたりすることがないよう、一般的なマナーの範囲でおしゃれを楽しみましょう。●軽やかな素材感のドレスを選ぶ
透け感のあるオーガンジーやレースなどが使われたドレスや光沢感のあるドレスは、上品見えするのでおすすめ。1枚持っておけば結婚式以外でもパーティーやディナーなどに着回しできます。
●スカートはひざが隠れる丈が基本
上品に見えるスカート丈はちょうどひざ丈かひざ下ぐらい。ミニスカートはカジュアル感が出てしまいます。結婚式では座ったりおじぎをしたりすることも多いので、露出が気にならない丈が基本です。スカートの下はいわゆる「ナマ脚」はNG。必ず肌色のストッキングを着用しましょう。
●肌の露出はおさえて
結婚式でビスチェドレスや肩を出したドレスを着るときは、羽織りもので露出をおさえましょう。最近はやりの透け感のあるシアー素材も度を越さないように。上品に見えるかがポイントです。
●ショールやジャケットで明るさ&きちんと感を
シンプルな黒いドレスでも、きれいめな色や華やか素材の羽織りものをプラスすれば明るい印象に。結婚式では肌を露出するのは避けたいので、ショールやボレロ、ジャケットなどが重宝します。
●アクセサリー、バッグ、靴を華やかに
小物には光る素材のものや明るいカラーのアイテムを。ただし、アクセサリーが花嫁より派手、などということがないように。上品なパールネックレスはフォーマル感があるのでおすすめです。バッグは華やかなパーティーバッグを。高級品だからといってクロコダイルなど殺生を連想させるものはNGです。バッグと靴をおそろいにすると統一感が出て、おしゃれ度がアップ。靴はヒールのあるパンプスが基本で、つま先が出るサンダルやかかとが出るミュール、カジュアルなブーツなどはマナー的にNGとされているので気を付けましょう。
結婚情報誌「ゼクシィ」編集長に就任後、「All About」編集長に就任。 現在、メディアプランナーとして活躍中。これまでの経験を活かし、旅行メディアや結婚メディアに関する執筆、メディアプランニングを行う。
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