Saturday, February 17, 2024

防衛相と会談 訓練場問題でうるま市長”真摯に受けとめて”と|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp

木原防衛大臣が沖縄を訪れ、17日基地を抱える自治体の市町村長と会談しました。
この中で、うるま市の中村市長は、陸上自衛隊の訓練場を整備する防衛省の計画に対して、住民が断念するよう求めていることを受けて、防衛大臣に「地元の声を真摯にうけとめて欲しい」と求めました。

沖縄を訪れている木原防衛大臣は17日アメリカ軍普天間基地や移設先の名護市辺野古での工事などを上空からヘリコプターで視察しました。

そして午後3時から、那覇市内のホテルでアメリカ軍基地を抱える沖縄本島の11の自治体の市町村長と会談しました。

この中で、うるま市の中村正人市長は陸上自衛隊の訓練場を整備する防衛省の計画に対して、住民が断念するよう求めていることを受けて、「地元から市に要請があり、沖縄防衛局に届けている。地元の声を真摯に受け止め、よく検討をしていただきたい」と求めました。

これに対して木原防衛大臣は「地元の意見を重く受け止めて、改めて検討を行っていきたい」と述べました。

また、宜野湾市の松川正則市長は鹿児島県の屋久島沖で墜落して以降、飛行を停止しているオスプレイが、事故の原因や再発防止策の公表と、市への事前説明を行わずに飛行を再開することがないようアメリカ側に働きかけることを求めました。

これに対して木原防衛大臣は「オスプレイが運用される前には必ず日本政府と調整を行うよう指示が出されていると聞いている。飛行の安全確保は日米共通の最優先事項であり、日米で緊密に連携して対応をしていく」と応じました。

会談後、中村市長は「地元からの要請書を見ると『来てほしくない』という大きな声もあるので、これを私はしっかりと受け止めている」と話していました。

一方、木原防衛大臣は「石川のゴルフ場跡地の取得後の利用のあり方については、あらためてさらに検討をおこなうよう私からさきほど事務方に指示を出した」と話していました。

木原防衛大臣はこの後、玉城知事とも会談し、玉城知事も訓練場の計画について、地元の意向を尊重するよう求めました。

会談のあと、うるま市の中村市長は記者団に対し、陸上自衛隊の訓練場を整備する計画について「地元からの要請書を見ると『来てほしくない』という大きな声もあるので、これを私はしっかりと受け止めている。今回も大臣にその内容を検討してほしいと申し上げている」と話しました。

一方、計画自体への賛否については「国と地権者の土地の売買に不利益を与える可能性があると思っていて私からのコメントは差し控えたい」として明言しませんでした。

会談のあと、うるま市の中村市長は記者団に対し、陸上自衛隊の訓練場を整備する計画について、「地元からの要請書を見ると『来てほしくない』という大きな声もあるので、これを私はしっかりと受け止めている。今回も大臣にその内容を検討してほしいと申し上げている」と話しました。

一方、計画自体への賛否については「国と地権者の土地の売買に不利益を与える可能性があると思っていて私からのコメントは差し控えたい」として明言しませんでした。

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