長崎知事が自民党二階派からの現金1182万円を政治資金収支報告書に記載せず放置していた問題です。
現金受け取りの経過や政治的責任などの説明を求めた立憲民主党県連の申し入れに対し、知事は「よく考えて対応する」という認識を示しました。
二階派からの1182万円を収支報告書に記載せず、金庫で5年間保管していたことについて、長崎知事は「確認を失念した」「預り金だと認識していた」とし、すでに説明責任は果たしたとしています。
山梨県 長崎幸太郎知事(2月1日):
「説明責任に関しましてはどこよりも早くしっかりと記者の皆さん通じて有権者の皆様にご説明したと思っています」
これに対し立憲民主党県連は2月10日、長崎知事に現金を受け取った経過や自らの政治的責任について説明を求める申し入れ書を郵送しました。
これに対し知事は申し入れの対応について明確な回答は避けました。
長崎知事:
「特に対応を求められていないようなので、またよく考えて対応したい。よく考えていきたい」
申し入れでは二階派の収支報告書の2020年の「前年繰越金」に記載された 約636万円が、同じ時期に知事が「預り金」として保管していた1182万円より少ないことから、二階派の簿外の金を知事が預かっていたことになるのではないか、ということも指摘しています。
立憲民主党県連 小沢雅仁代表:
「預かり金という性格ではなくて間違いなく簿外のお金ですので、極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」
この指摘に対しては…
長崎知事:
「それは二階派に聞いてください」
UTY記者:
(UTYでは)二階派にはこの内容について質問状を送り、二階派の回答としては「総務省のHPで公開されている。再び記載漏れすることがないよう注意する」という回答しか(二階派からは)いただけなかったので、今(知事に)伺っている次第ですが。
長崎知事:
「なので それは二階派に聞いてください」
一方、2月8日の国会の予算委員会で林芳正官房長官が預り金について「見聞きしたことはないと認識している」と答弁したことについては、次のように述べました。
長崎知事:
「それは林官房長官はそうかもしれないけれども それだけです」
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