7年前、那須町で登山の訓練中の高校生らが雪崩に巻き込まれ8人が死亡した事故で、栃木県は、このうち1人の遺族に対しておよそ7400万円を支払って和解する方針を示しました。
平成29年3月、那須町の茶臼岳で高校の山岳部が登山の訓練をしていたところ雪崩に巻き込まれ、生徒7人と教員1人の合わせて8人が死亡しました。
このうち5人の遺族は、おととし損害賠償を求める民事裁判を起こし、宇都宮地方裁判所が県などに2億9000万円余りの支払いを命じる判決を言い渡し、去年7月に確定していました。
判決の確定を受け、県は、民事裁判に参加していなかった3人の遺族のうち1人の遺族に対し算出した賠償金を提示して話し合いを進め、19日、県議会の2月定例会議に関連する議案を提出しました。
可決されれば和解文書を交わして、この遺族に対しておよそ7400万円の賠償金を支払う方針です。
県によりますと、残りの2人の遺族のうち、1人の遺族とは4年前に賠償金およそ7200万円で示談が成立していて、残る1人の遺族とも話し合いを進めているということです。
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