JR九州の観光列車『A列車で行こう』を使った結婚式が先日、行われました。
幸せに向けて出発したウェディングトレイン、その様子を取材しました。
熊本駅の在来線のホームで写真を撮る、タキシードとウェディングドレス姿の新郎新婦。
JR九州の観光列車『A列車で行こう』を使って、これから結婚式を行います。
熊本市西区のアミュプラザくまもとにある結婚式場『ザ・フォレストテラス熊本』が企画したこの結婚式。
約80組の応募の中から、公務員の生駒 潤さんと涼杏さんのカップルが選ばれました。
駅のホームに新郎新婦がいるというめったにない展開に、偶然居合わせた人たちも思わず写真を撮ります。
生駒さん夫婦は娘2人がいる結婚7年目。
入籍当時は式を挙げなかったことから、今回応募しました。
【新郎 生駒 潤さん】
「2人にとってこの結婚式が、かけがえのないものになるよう願いを込めてお礼の挨拶と代えさせていただきます」
友人らに見送られながら新郎新婦と親族を乗せたA列車は、いつもならば三角線を走りますが、今回は幸せの特急列車として特別に豊肥線で阿蘇駅へと向かいました。
8月25日、ザ・フォレストテラス熊本に、挙式前の最終打ち合わせをする新婦の涼杏さんの姿がありました。
【新婦 生駒 涼杏さん】
「インスタントカメラを席に置いて、みんなに写真を撮ってもらいたい」
大切な式に向けて、アイディアをウェディングプランナーと話し合います。
【ウェディングプランナー 出口 萌桂さん】
「列車の中での装飾をどうすれば結婚式らしさを演出できるかと、スタッフ一同で話しました」
運営側のスタッフも、普段の式場とは違う列車での挙式とあって、演出にも力が入ります。
【新婦 生駒 涼杏さん】
「色は金箔か柔らかい感じの色で花をイメージしています」
「お二人っぽいですね」
【新婦 生駒 涼杏さん】
「丁寧に向き合ってくれて、希望のケーキも伝えることができたので楽しみです」
列車では、ステンドグラスや落ち着いた雰囲気の座席などA列車の趣のある内装を生かし、1両全てをチャペルに見立てて式が行われました。
リングガールを務めるのは長女の縁真ちゃん。
一緒にリングガールをする予定だった妹の日和ちゃんは、お昼寝タイムです。
列車での式とあって、ザ・フォレストテラス熊本のシェフが作る特製駅弁が用意され、阿蘇の景色を眺めながら食事も楽しみました。
【新婦 生駒 涼杏さん】
「みんなには言ってなかったんですけど、きょうは潤が誕生日ということでサプライズでケーキを用意しました」
新婦・涼杏さんがこだわっていたウェディングケーキは、新郎の誕生日ケーキも合わせたサプライズです。
そして幸せへと向かうウェディングトレインは阿蘇の景色を駆け抜け、今回の目的地・阿蘇駅に到着しました。
【新郎新婦】
「誕生日でサプライズにビックリしたんですけど、一生の思い出に残るいい結婚式になりました」
「みなさんのサポートのおかげで執り行うことができて、とても幸せです」
【ウェディングプランナー 出口 萌桂さん】
「披露宴でこんなことをしたいなど、フォレストテラスに見学に来ていただいて思いを話してほしい」
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