富士見町商工会は24日、縄文人の生活文化を現代風に楽しんでもらう「縄文キッズDAY」を町内で開いた。10月末までを期間とする「富士見縄文ハロウィン」の開幕イベントで、町内外の小学生親子ら約70人が参加。麻の貫頭衣にアクリル絵の具で模様を描いたり、アーチェリーで狩猟を疑似体験したりして、縄文人の衣・食・住を楽しみながら体感した。
縄文の貫頭衣作りには大きな麻袋を使用した。子どもたちは縄文人とファッションデザイナーの”二刀流”といった様子で、渦巻き模様を描いたり、首飾りのようなデザインを入れたり。鳥を描いた諏訪市湖南小2年の児童(8)は「お部屋に飾りたい」と笑顔を見せ、富士見小2年の児童(8)は「友だちと一緒に服を着てハロウィーンのイベントに行きたい」と話した。
狩猟体験のアーチェリーでは、町内在住の競技者宮原雅さんらに弓の持ち方や姿勢を教わり、エアーでふわふわと浮いたボールや獣が描かれた的を狙って、先端がスポンジの矢を放った。紙粘土とコップでの土器づくりにも夢中になり、華やかな装飾が施された縄文中期の土器を目指す子たちも見られた。
「縄文ハロウィン」は、八ケ岳山麓に花開いた縄文文化と現代のハロウィーンを融合させたイベント。町商工会商業部会が中心となり、県の地域発元気づくり支援金も活用して、縄文フードフェア(10月1~31日)、富士見駅前商店街を舞台にした「ホコ天祭り」(同22日)などの催しを繰り広げる。
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