サッカーＪ１・サガン鳥栖のホームゲームに合わせてスタジアムのピッチで結婚式が行われ、サポーターである２人がチームとお互いへの永遠の愛を誓いました。
この結婚式は、佐賀県が若い世代の県内への定住を促そうと、新型コロナの影響で式を挙げられなかったカップルに県内の特別な場所での挙式をプレゼントしようと企画しました。
結婚式は、１４日、サッカーＪ１・サガン鳥栖の本拠地「駅前不動産スタジアム」のピッチで試合前の午後４時半から行われました。
６３組の応募の中から選ばれた、そろってサガン鳥栖のサポーターという佐賀県小城市の小松尚太さんと真里子さんが、ピッチに敷かれたレッドカーペットの上を歩いて入場しました。
そして２人が「これからもサガン鳥栖を応援し続け、笑顔あふれる家庭を築いていきます」と誓いの言葉を述べたあと指輪を交換し、親族や友人たちが拍手で２人の門出を祝いました。
新郎の小松尚太さんは「お互い小さい頃からサガン鳥栖を応援していて、コロナで悩んでいた結婚式の開催を後押ししてもらいました」と話し、新婦の真里子さんは「どんな時も、家族全員でサガン鳥栖を応援するような家庭を築いていきたいです」と話していました。
佐賀県は、ことし秋には、弥生時代の遺跡で有名な「吉野ヶ里歴史公園」での結婚式も予定しています。
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