工作機械メーカー大手のヤマザキマザック(本社愛知県大口町)は本年度、厚生労働省の「卓越した技能者(現代の名工)」に社員2人が選出された。これまでに同社から選出された「現代の名工」は累計12人。工作機械業界としてはトップクラスの数を誇る。機械加工や組み立て、仕上げなど高度な技術を持つ人材の育成を支えるのが、社内組織である「技能士会」の存在だ。技能士会の熟練者が若手社員の技能向上を支援している。その取り組みを探った。
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