1.市内県内の感染状況と医療体制
本日(1月10日)、奈良県は79名の新規感染を発表しました。本市在住者は6名で、人口10万人当たりの新規感染者数は58.4名となり、昨日時点の奈良県全体の数値27.2名と比較すると倍程度になります。
奈良県内の運用病床占有率は26%で、徐々に増加してきました(重症者は0名、中等症者は2名増加して計16名)。入院・入所を拒否されている訳ではなく、3日を超えて自宅で療養されている方も6名発生しています。保健所の体制もひっ迫しつつあることが伺え、早急な体制強化が必要と思われます。また、これから増加するであろう自宅療養者に対して、できるだけきめ細やかにサポートすることが、県民の安心を確保する上で重要と考えます。
2.保護者の皆様へのお願い
学校や児童施設関連の感染情報も相次いでいます。9日、東京都ではオミクロン株によると思われる感染者の比率が全体の75%を超えたとの見解を示しました。急拡大するオミクロン株に対して、社会経済活動の維持とのバランスをどう保っていくのか、未だ国全体の議論は定まっていません。
3学期は特に中学3年生等の受験生にとって重要な時期です。市及び教育委員会としても、感染拡大を抑止しつつ、学校生活を維持していく取組は、すでに難しい局面に入りつつあります。感染状況は、年末とは一変しました。明日から授業が本格的に開始される上で、感染リスクの高い行動を各ご家庭がお控え頂くとともに、学校園所への迅速なご連絡を引き続きお願い致します。
検査結果が夜間に判明する場合には、保護者の皆様へのご連絡が深夜に及ぶ場合もあります。朝になって初めてご連絡をいただく場合には、登校・登園の直前や直後に全部または一部を閉鎖せざるを得ないこともあります。市としても、できるだけ家庭生活への影響を抑えたいと考えておりますところ、皆様のご理解とご協力をお願い致します。
【1月10日付市内感染発表】
下記の6名の皆様です。心から御見舞い申し上げ、御快復をお祈りします。
(県内感染者と接触)10代女性学生
(調査中)30代男性会社員、20代男性学生、10代男性学生、10代女性学生2名
令和4年1月10日
天理市長 並河健
からの記事と詳細 ( 市内県内の感染状況と保護者の皆様へのお願いについて天理市長からのメッセージ(令和4年1月10日)/天理市 - 天理市 )
https://ift.tt/3q9eZuH
0 Comments:
Post a Comment