兵庫県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県内で感染拡大が続くなか、飲食店に対し、現時点では営業時間の短縮要請は行わないものの、1つのテーブルの利用人数を4人以内に制限するよう要請することを決めました。
一方、まん延防止等重点措置の指定を要請するかについて、斎藤知事は病床のひっ迫度合などを見ながら判断する考えを示しました。
県内では12日に確認された新型コロナウイルスの感染者が去年9月11日以来500人を超えるなど感染の拡大が続いています。
12日に県庁で開かれた新型コロナウイルスの対策本部会議で、斎藤知事は「オミクロン株への置き換えが兵庫県でも進んでいる。病床使用率も上がっていて、すでに第6波に突入している状況だ」と述べて強い危機感を示しました。
そして会議で、現時点では飲食店に対し営業時間の短縮要請は行わないものの、感染対策の認証を県から受けた店についてはこれまで1つのテーブルは4人以下、会食は2時間以内とするよう「推奨」してきたものを「要請」に引き上げることを決定しました。
また保健所が実施している疫学調査を支援するために、事前に研修を受けた県職員30人を13日から派遣することを決定しました。
また県民に対しては、基本的な感染対策を徹底するとともに、まん延防止等重点措置が適用されていたり、感染が拡大していたりする地域への不要不急の移動は極力控えるよう要請することも決めました。
一方で斎藤知事は会議のあとの記者会見で、現時点でまん延防止等重点措置の対象に指定するよう政府に要請する考えはないものの、今後の感染拡大や病床のひっ迫度合を検討した上で判断する考えを示しました。
からの記事と詳細 ( 兵庫県“1テーブル4人以内”要請へ 営業時間短縮は要請せず|NHK 兵庫県のニュース - NHK NEWS WEB )
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