県内では、１４日、合わせて１６３人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認され、１日の新規感染者数としてはこれまでで最も多くなりました。
諫早市内の保育園と長崎市内の児童福祉施設では、新たなクラスターが発生しました。
県内で新たに感染が確認されたのは佐世保市の４６人、長崎市の４０人、諫早市の２５人、島原市の１１人、長与町の７人、大村市の６人、南島原市の５人、佐々町の４人、雲仙市、時津町、東彼杵町のそれぞれ３人、県外の７人、壱岐市、松浦市、波佐見町のそれぞれ１人の合わせて１６３人です。
１日に発表された新規感染者数としては、１３日の１６０人を上回り、これまでで最も多くなりました。
諫早市内では、すでにクラスターが発生した保育園とは別の保育園でも、これまでに職員１人と園児１０人の感染が確認され、クラスターが発生したと認定されました。
また長崎市内の児童福祉施設では、これまでに職員や利用する児童合わせて７人の感染が確認され、クラスターの発生が認定されました。
このほか、長崎市の市立学校では学校関係者２人の感染が確認され、学校は臨時休校となり、関係者２８人の検査を進めています。
また県警察本部によりますと、大浦警察署に勤務する４０代の男性警察官と、県警察本部に勤務する５０代の男性警察官の合わせて２人が感染していることが確認されました。
県内で感染が確認されたのは長崎港に停泊していたクルーズ船の乗組員を除いてこれで延べ６７６９人になりました。
長崎県によりますと、１２日午後７時の時点、県が新型コロナウイルスの患者用に確保している病床、５６１に対して６２床が埋まっていて、病床の使用率は１１.１％となっています。
長崎県新型コロナウイルス感染症対策戦略チームはＮＨＫの取材に対し、「感染状況を総合的に分析した上で、病床の使用率１５％を目安に、国の『まん延防止等重点措置』の要請などを視野に入れた検討を進めていく」としています。
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