知り合って数か月の女性に対して去年9月下旬、既婚者であることを隠して「結婚後に一緒に住む家を建てたい。家具の購入資金を出してくれないか」などと言い、およそ300万円をだまし取った詐欺の疑いで、新潟県村上市に住む無職の男（48）が逮捕されました。
警察によりますと男は去年9月下旬、インターネット上で知り合って数か月の40代女性に対して、自らが既婚者であることを隠したうえ、結婚する意志もないのにも関わらず「新潟市西区青山に土地を持っている。結婚したら一緒に住む家を建てたい。新居で使う家具の購入資金を出してくれないか」などと話したということです。
さらに、実在する建築事務所の名前を出して「一級建築士事務所の常務をしていて、11月にボーナスが入るので、それで返済する」などと嘘をつき、去年10月上旬から下旬にかけて13回にわたり、女性からおよそ300万円をだまし取った疑いがもたれています。
女性は11月に入ってから男から金が返済されないことを不審に思い、建築事務所に問い合わせたところ嘘だったことがわかり、警察に相談したということです。
警察の調べに対して、男は「間違いなく自分がやった」などと話しているということで、警察は他にも被害に遭った人がいないかなど詳しく調べています。
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