Wednesday, January 24, 2024

『ガンダムSEED FREEDOM』主要キャラ紹介 オルフェ役の下野紘を福田監督が絶賛「“お前ならキラに勝てる”って思いました」 - ORICON NEWS

『ガンダムSEED FREEDOM』主要キャラ紹介 オルフェ役の下野紘を福田監督が絶賛「“お前ならキラに勝てる”って思いました」 - ORICON NEWS

 アニメ『ガンダムSEED』シリーズの最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が26日に公開となる。公開を間近に控える中、押さえておきたい主要キャラクターについて一挙に紹介する。

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■<所属:コンパス>戦争を終わらせるため“重い宿命”を抱えながらも奔走 心優しき主人公、キラ・ヤマト(CV:保志総一朗  『ガンダムSEED』シリーズを語る上では欠かせない主人公、キラ・ヤマト(コーディネイター)。中立国の工業コロニー“ヘリオポリス”で起きたガンダム奪取作戦の現場に遭遇し、たまたまガンダムを操縦したことがきっかけで戦争に巻き込まれていく少年。コーディネイターという立場でありながら地球連合軍側の友人たちを守るため、かつての親友アスラン・ザラとも対立し、ガンダムのパイロットとして並外れた戦闘能力を発揮し活躍を見せていく。

 心優しい性格がゆえに誰よりも闘いのない世界を望みながらも、大切な人々を守るために戦火へ身を投じなければならない“重い宿命”を背負ったキラ。『SEED』ではその宿命や重圧に悩み苦しむ姿が描かれる一方、そんな葛藤を経て『SEED DESTINY』では成長を遂げたキラが仲間たちを引っ張っていくたくましい姿も垣間見せていたが、最新作『SEED FREEDOM』では依然として混乱が続く世界のためにコンパスの一員として奔走する姿が描かれる。キラ役を演じるのは、テレビシリーズに引き続き保志総一朗。映画の公開情報解禁時に保志は「とてつもなく楽しみであると同時に、現実にかえった時に襲いかかるこの緊張感がすごい。でも、ここまで来たら見届けたい、『SEED』の物語を。演じ切りたい、キラ・ヤマトを」と並々ならぬ覚悟のコメントを寄せていた。キラの運命はもちろん、キラに命を吹き込む保志の熱演にも注目だ。

■<所属:コンパス>柔らかなオーラに隠された“芯の強さ”が魅力 キラを導くヒロイン、ラクス・クライン(CV:田中理恵
 キラの心の支えであり物語に華を添えるのは本作のヒロイン、ラクス・クライン(コーディネイター)。最高評議会議長であったシーゲル・クラインの娘で、プラントの歌姫として絶大な人気を誇るアイドル的存在だったラクス。おっとりとした安らぎをもたらすような柔和なオーラを放つ一方、時にはキラを導き彼らと共に戦争終結に向けて奔走するなど、心の奥底に隠された“芯の強さ”もにじませていた。

 最新作『SEED FREEDOM』ではコンパスの総裁として活動し、デスティニープランに変わる新たな秩序を模索する姿が描かれる。ラクス役も、テレビシリーズと同様に田中理恵が声を担当。完成報告会見では、田中が「(最新作を観て)涙腺が崩壊しました。これからご覧になる方は最低3つポケットティッシュを持っていってください!」と熱量高く呼びかける一幕も。キラとラクスがたどり着く未来とは?涙なしでは見られない感動のラストも必見だ。

■<所属:ターミナル>幾多の戦いを経て共闘する、キラの親友 頭脳明晰かつ冷静沈着な“ハイスペック”コーディネイター、アスラン・ザラ(CV:石田彰

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』シン・アスカ(左)(C)創通・サンライズ

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』シン・アスカ(左)(C)創通・サンライズ

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 中立国の工業コロニー“ヘリオポリス”で起きたガンダム奪取作戦の現場でキラと悲劇的な再会を果たすのが、アスラン・ザラ(コーディネイター)。頭脳明晰かつ冷静沈着でコーディネイターの中でも高い能力を兼ね備えるアスランは、キラの幼なじみで親友という役どころ。ザフトの軍人だったアスランは、その後ガンダムのパイロットとなったキラと幾度となく戦いを繰り返していくが、次第に憎しみあうことの虚しさを知り共闘の道を歩み始める。

 最新作『SEED FREEDOM』ではオーブ軍に所属し、ターミナルに出向。メイリンと共に諜報活動、情報分析でキラたちを支えている。声優を務めるのは、こちらも続投となる石田彰。映画公開情報の解禁時に石田は「今回の劇場版でキラとラクスたち(もちろんアスランも)がどんな政情、戦場に巻き込まれていくことになるのか、今は心配と楽しみがないまぜになった気持ちで物語の全貌があらわになるのを待っている状態」とファンと同様に胸を高鳴らせながら率直な心境を吐露。そう石田が語る通り、再び戦場に足を踏み入れたアスランの行方はもちろん、キラ・シン・カガリ・メイリンらとどのように関係性が変化するのかという点にも注目が集まる。

■<所属:オーブ>“首長の娘”でありながらも戦地に赴く、たくましいもう1人のヒロイン カガリ・ユラ・アスハ(CV:森なな子
 地球上の中立国「オーブ連合首長国」で代表首長を務めるカガリ・ユラ・アスハ(ナチュラル)。地球連合軍が新型機動兵器を開発しているとのうわさを聞きつけたカガリは、その真相を確かめるために変装し“ヘリオポリス”を訪れていたところ、偶然にもキラと出会いを果たす。カガリは曲がったことが大嫌いな性格の持ち主で、オーブの代表首長を務めたウズミ・ナラ・アスハの娘という立場でありながらも、自ら戦場へ足を運び戦う姿勢を見せるなど超活動的でたくましい一面も。

 後にキラとは双子であることが判明し絆を深め、敵同士として出会ったアスランとは互いへの理解を深め共に歩もうと望むが、オーブを守るために国に留まる道を選択する。コンパスに協力し、キラやラクスらを支援するカガリの姿も描かれる最新作『SEED FREEDOM』では、『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年)、『メガロボクス』(2018年)、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)など、アニメ・実写を問わず幅広い作品で活躍する森なな子が声を担当。アスランとの関係は?オーブの運命は?約20年越しで紡がれる新たな物語の結末はスクリーンで。

■<所属:コンパス>キラやアスランと激しくぶつかり合う、心に深い傷を抱えたパイロット シン・アスカ(CV:鈴村健一
 『SEED DESTINY』から新たに加わったのはザフトのエリートパイロット、シン・アスカ(コーディネイター)。C.E.71の地球連合軍のオーブ侵攻作戦の際、戦火に巻き込まれ両親と妹を目の前で亡くし、心に深い傷を抱えるキャラクター。デュランダルに利用されキラたちと敵対するが、戦後に和解。最新作『SEED FREEDOM』ではコンパスの一員に加わり、共に戦いのない世界を目指そうとする。

 純粋で一途な性格であるが故に『SEED DESTINY』では幾度となくアスランたちと激しくぶつかる姿でも印象を残しているが、テレビシリーズに続きシン役を担った鈴村健一は本作のイベントで「(シンは)本当は明るい人なのに、それを押さえつけられて解放できない状態の物語が『SEED DESTINY』という話をしていました。シンの明るさが戦争に巻き込まれていくことでああなったということを今になり振り返ると、健気というか頑張っていたんだなという気がします」とシンの魅力を熱弁した。最新作では、そんなピュアな魅力を持つシンのさらなる成長と活躍にも期待だ。

■<所属:ファウンデーション>“明るいキラ・ヤマト”をイメージ? ラクスに接近する新キャラクター 謎の国家ファウンデーションの宰相、オルフェ・ラム・タオ(CV:下野絃)

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』オルフェ・ラム・タオ(C)創通・サンライズ

『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』オルフェ・ラム・タオ(C)創通・サンライズ

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 最新作『SEED FREEDOM』に新たなキャラクターとして登場するのが下野絃が演じる謎の国家「ファウンデーション」の宰相、オルフェ・ラム・タオ。ファウンデーションの女王・アウラに強い忠誠心を抱いているキャラクターだが、その本性は未だ謎のベールに包まれたまま。公開中の本予告映像では、争いの絶えない世界を憂うラクスに対し「終わらせることができますよ…、我々には」と優しく包み込むかのように語りかけるオルフェの姿も映し出されている。オルフェはラクスに接近する一方、映像ではキラとは対峙する姿も垣間見せており、このオルフェの存在が2人の関係をどのように変化させるのか注目だ。

 オルフェ役を創りあげる上で、「“明るいキラ・ヤマト”をイメージしてオーダーしました」と振り返るのは、福田己津央監督。「女性が見たときに好きにならなくても良いけれど、第一印象で“これは違う”とならないようにしてほしいとお願いしました」とそのこだわりを明かす。さらにオルフェ役を担った下野について監督は「上手いですよ。演技を聞いていて、“うん、お前ならキラに勝てる”って思いましたもん(笑)」と冗談を交えながら称賛。その一方で、「キラと対峙する役どころと考えたときに、“保志くんに勝てる役者って、そうはいないよな”と思ってしまうんですよね。主人公を追い込むレベルの存在感と考えるともっとベテランじゃなきゃ難しいけど、そうなると芝居で勝てたとしても最後の叫び合いではまず勝てない」とオルフェというキャラクターを演じる難しさを語る。

 福田監督は『SEED』で登場したラウ・ル・クルーゼ役を演じた関俊彦を例に挙げ、「クルーゼの主張って、正論ではあるけど暴論なんですよね。でもそれに説得力を乗せて、彼の悲しみがせりふににじみ出ているから、あのキャラは存在感がすごかった。だからキラは何も言い返せないし“完全にキラが負けている”構図になるんだけど、それは“完全にクルーゼの勝ちだな”という力関係が、保志くんと関さんのお芝居で表現できているからなんです」と説明。そのような構図を作る上でオルフェ役は誰が適任か頭を悩ませていたというが、「下野くんは年代的には40代に入ったくらいで、“だったらいけるかな?”と思いお願いしたんですけど、想像より遥かに良かったですね。やっぱり経験を積んでいる役者は会話の間とか空気みたいなものをしっかり作ってくれるし、そういう雰囲気は作品にとっても重要ですから」と手応えを感じた様子。監督も手放しで称賛する下野の熱演はもちろん、本作のキーパーソンとなるオルフェが物語にどのように関わり、キラたちに影響を及ぼすのか?その行方は劇場で。

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2024-01-25 04:00:00Z
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