6月はジューンブライド。そこで日刊SPA!では反響の大きかった記事の中から厳選した、とんでも結婚式トップ10を発表。結婚をめぐり巻き起こった驚きのエピソード第9位はこちら!(初公開2019年10月25日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで) * * * 近年、ジューン・ブライドの6月よりも気候的にフォーマルウェアでも過ごしやすい11月に結婚式を挙げるカップルが増えている。今年も様々なカップルが式を挙げるであろうが、「人生の晴れ舞台に危うく離婚問題になりかけた」と話す男がいる。 「
消えそうな声で話すのは、神奈川県に住む会社員の岸谷一成さん(仮名・31歳)。ちょうど昨年の11月に結婚式を挙げたという新婚の岸谷さん。 「去年の結婚式、僕は仕事がちょうどバタバタしている時期で式の準備はほとんど嫁任せだったんです。最近は友人の招待客は招待状を送らずLINEでも良いそうなので、僕は自分の友人だけ出勤確認をとって、後はすべて嫁に任せていました」 仕事の忙しさも相まって、新婦側の招待客リストにさっと目を通しただけだと話す岸谷さん。そして、式当日がやってきた。 「結婚式は問題なく終わりました。その後披露宴へと流れ、乾杯の挨拶、ケーキ入刀……と順調に進んでいきました。友人スピーチでは学生時代のサッカー部の親友の話に笑いが起きたり、このときはまだ僕も楽しい気持ちで過ごしていたんです。その後、料理を少し食べてゲストのテーブルを回る歓談の時間になったのですが、嫁の友人のゲスト席にどこか見覚えのある女性が座っていることに気付いたんです」 なんとその女性は、岸谷さんが昔付き合っていた女性だったという。
「そこには20代前半の頃に同棲していた元カノのユミ(仮名)が座っていたんです。なんでユミがここに!? と思いましたが、どうやら嫁とは学生時代からの付き合いだそう。社会人になってからはほとんど連絡をとっていなかったそうで、お互い僕と付き合っていたのは知らなかったそうでした。そういえば、招待客リストに名前が載っていたような気はするけれど、よくある名前だったので同姓同名ぐらいにしか思っていなく嫁にも深く聞かなかったんです。 ユミは一瞬、僕の顔をチラッと見ましたが、すぐに嫁のほうに見て『結婚おめでとう!』と挨拶していました。僕も当然ユミのことは嫁に話していなかったので、その瞬間、心臓がバクバクして冷や汗が滝のように流れてきましたね……」
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