Thursday, June 1, 2023

高円宮妃久子さま、ヨルダンのロイヤルウエディングを「喜ばしいこと」と祝福 - ARAB NEWS

アンマン:多くの著名人が参列する6月1日のアル・フセイン・ビン・アブドッラー2世皇太子とサウジアラビアのラジワ・ハーリド・アル・サイフ氏の結婚式に、日本の皇族も参列することとなった。

5月29日に長女の承子女王と共に現れた高円宮妃久子さまは、先日アラブニュース・ジャパンに、十数年ぶりのヨルダンのロイヤルウエディング参列を楽しみにしていると語った。

「喜ばしいことです。若いお2人の今後のさらなる幸せをお祈りします。ヨルダンの未来は彼らにかかっているのですから」と語った。また、高円宮妃は、「お2人がちょっとしたロマンチックな生活を楽しむ時です。お2人のますますのご多幸をお祈りします」と加えた。

高円宮妃久子さまは天皇皇后両陛下を代表して2人にお祝いの言葉を述べている。

高円宮妃は1984年に皇室の一員となり、日本と諸外国の文化的なつながりを促進するさまざまな慈善活動に参加している。

直近の公務は、ヨルダンのアンマンにあるユニセフの新しい難民キャンプへの訪問であった。

「スタッフの献身的な姿にとても感銘を受けました」。と高円宮妃は語った。「子どもたちに感動しました。彼らは未来への希望です」

彼女は、就学に課題を抱える子どもたちの把握に重要な役割を果たすユニセフのマカニ・コミュニティセンターも訪問した。

高円宮妃はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、慈善活動へ参加することは主に心の支えになるためだと説明した。

6月1日に行われるアル=フセイン・ビン・アブドッラー 2世皇太子とサウジのラジワ・ハリド・アル・サイフ氏のヨルダン王室結婚式に、日本の高円宮妃久子殿下が出席する (ANJ写真) 。

「激励し、信じられないほど良いことをしている人がたくさんいるのをしらしめることです」。と彼女は言う。「そして、彼らのしていることが重要であると皆が認識していることを実感してもらうようなことです。多くの場合、人々はそのような励ましを求めているからです」

彼女は、保全、教育、国際文化交流に力を注いでいる。

高円宮妃は、ヨルダンは今回の訪問が初めてではなく、1996年にヨルダン日本文化週間で訪れている。

「当時、ヨルダンのハッサン王太子と私の亡き夫、高円宮憲仁親王がその文化週間に携わっていました」と彼女は加えた。2005年にはヨルダンのバディヤ・ビント・ハッサン王女の結婚式で再び訪れた。

ヨルダンは 「とてもオープンで、とても自由で、多くの点で東京にいるのと全く同じ」と語っている。

「ヨルダンは3度目ですが、懐かしさがあります。また戻ってこられたことがうれしいです」と高円宮妃は言う。「かつて見たものをまた見たり、感じた匂いをまた感じたり、しばらく会っていない人と再会したりしています」

ペトラ遺跡の訪問は 「非常に感動的な体験 」であったという。サウジアラビアのアル・ウラーは、ペトラの建造物を造った類似文明に由来することから、高円宮妃はサウジアラビアにも足を運びたいと述べた。

湾岸諸国は初めてで、モロッコ、チュニジア、エジプト、カタールなど中東諸国を訪問したという。 

「私は各大使館が日本で開催するあらゆる文化交流の促進イベントに関わっています」。彼女は言う。「そしてもちろん、文化的なつながりを促進するとき、その背景には経済的なつながりがあるのです」

高円宮妃久子さまは、国家間の平和を促進することは 「非常に重要」であると述べた。

「私は仕事の一環として、平和な世界を願う日本政府と日本国民を全力でサポートします」。彼女は加えた。「しかし、平和を促進するための実際の仕事は政治的に決定されることが非常に多いため、どんなかたちであれ平和を促進しようと直接実務に携わることは私にはできませんが、平和な世界は基本です」

日本が広島でG7サミットを開催したことで、彼女はより平和な世界が実現することを期待している。

ヨルダンと日本は来年、外交関係樹立70周年を迎える。これを記念して、高円宮妃は5月31日、文化交流に重点を置く日本ヨルダン友好協会(Japan-Jordan Friendship Association)を設立した。

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