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福山雅治・大泉洋W主演の日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」が2023年4月23日放送スタート。本作は、福山雅治演じる全盲のFBI特別捜査官・皆実広見が、大泉洋演じる人事課室長・護道心太朗とバディを組み、難事件を解決していくストーリー。永瀬廉、今田美桜、吉田羊らが共演。
本記事では、7話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
「ラストマンー全盲の捜査官ー」7話レビュー
今回の事件は、大山ふ頭で発見された白骨死体にまつわるもの。当初、皆実(福山雅治)や護道(大泉洋)は捜査に関与しない流れだったが、皆実の元ワイフであるデボラ(木村多江)からの依頼で本格的に協力することに。見つかった遺体は、資産家の葛西征四郎(小林勝也)とみられる。40歳も差のある妻・葛西亜理紗(岡本多緒)に、いわゆる“後妻業”の観点から疑いがかけられた。彼女は別の男性・亀島(こちらも歳の差がある)とも結婚していた過去があり、彼も失踪中であることから、より強い嫌疑がかけられている。
またもや、というべきか、今回も皆実の洞察力により事件は解決。
白骨死体の正体は葛西征四郎ではなく亀島のものだった。亀島と亜理紗は歳の差こそあったものの、お互いに対する愛情のもと結婚生活を送っていた。しかし、亀島からのDVが酷くなり、離婚。介護士として雇われた葛西征四郎と、やがて恋に落ちる。
自分の相手が取られたと激昂した亀島、それをなだめようとする葛西が揉めた末、誤って頭をぶつけた亀島が死亡。亜理紗と葛西が共謀し、亀島を葛西征四郎に見せかけて殺害したのだ。
その後、葛西征四郎は整形手術により顔を変え、亜理紗の運転手・日高祐輔(赤堀雅秋)としてそばに仕えるようになった。亜理紗はすべての罪をかぶって征四郎を守る気でいたが、最終的には皆実の捜査により、征四郎が捕まってしまう。
人と人が恋に落ちるのに、年齢は関係ない。皆実のシンプルなメッセージがそのまま伝わってくる、ストレートな回だった。
そして、今回の終盤ではついに、あの真実を護道自身が知ってしまう。皆実の両親を殺した男が、護道の本当の父親・鎌田國士(津田健次郎)であることを。泉(永瀬廉)が隠した書類を護道が見つけてしまうという、なんとも穴のあるセキュリティによって、漏れてはいけない情報が漏れてしまった。
皆実は護道を気遣い、自身の両親が殺害された事件をひとりで調べるつもりだった。しかし、護道が本当のことを知ってしまったいま、これまで通りにバディを続けるのは難しいだろう。最強バディの危機はこれまでもあったが、これほど大きな爆弾は初めてだ。次回予告からして、不穏な予感がする。
ついに最強バディ決裂か。行く末が危ぶまれる。
(文:北村有)
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2023-06-05 00:29:48Z
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