[東京 12日 ロイター] - 松野博一官房長官は12日午前の会見で、外為市場で円安が進行していることについて、過度な変動に対しては適切な対応を取りたいと述べた。日々の為替相場の動きについてのコメントは控えるとしつつ、「市場の動向を高い緊張感を持って注視する」とも語った。
米国で12日から行われる20カ国(G20)財務相・中銀総裁会合で、ドル独歩高が及ぼす影響にどんな言及があるか注目が集まっている。松野長官は「G20の結果について予断を持って答えることは差し控える」とした上で、「過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」と繰り返した述べた。
鈴木俊一財務相は11日、G20で「金融引き締めの影響が世界経済に及ぼす可能性があることも議論となるのではないか」と発言している。
12日の外為市場ではドルは146円台まで上昇。政府・日銀が円買い介入を実施した9月22日の高値を突破し、1998年8月以来約24年ぶりのドル高/円安水準を更新した。
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