[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前日比275円38銭高の2万7250円28銭で大引けた。前日の米国株式市場の上昇を好感。引き続き米金融引き締めが緩和するとの期待感から幅広く物色され、地合い好転を印象付けた。ただ、上値に対して慎重な動きとなっており、今後は日米主要企業の決算発表を見極めたいとのムードが強い。
日本株は米国株式市場が続伸したことを受け、上値を追う展開になった。米金融引き締めペースの鈍化期待のほか、「決算発表が本格化していく中で、業績への期待もあるのではないか」(国内証券・ストラテジスト)との声も聞かれ、好決算を発表した銘柄が買われた。
ただ、上値に対して慎重なムードもある。10月6日の戻り高値2万7399円19銭が節目として強く意識され、地合い好転が指摘されながらも、ここまで届かずに伸び悩んだ。「6日高値に近づくと、高値警戒感が生じるようだ。突破するためには好決算の後押しが必要になる」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)という。
TOPIXは1.06%高。東証プライム市場の売買代金は2兆7990億7200万円だった。東証33業種では、全業種が値上がりし、海運業、ゴム製品などの上昇が目立つ。個別では、ソフトバンクグループがしっかり。トヨタ自動車など主力銘柄は概ね堅調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1353銘柄(73%)に対し、値下がりが406銘柄(22%)、変わらずが78銘柄(4%)だった。
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