ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の現場のひとつ、ポーランドの「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所」跡の博物館で、日本人唯一の公認ガイドを務める中谷剛さん(56)の講演会が12月3日、高校時代を過ごした佐野市の市民文化会館で開かれる。テーマは「ポーランドに生きて、日本を想う」。中谷さんは「アウシュビッツの歴史を通じてナチがしたことを明らかにし、そして共生共存の道を築くため博物館がどんな活動をしているか紹介したい」と話している。【太田穣】
主催は同市民文化振興事業団。中谷さんと20年来の親交がある事業団事務局長の出居博さん(62)が2年前から準備を進めてきた。事業団の公益財団化10周年記念事業として実施が決まると、2月にはロシアがウクライナに侵攻し、ポーランドにも大勢のウクライナ人が避難した。出居さんは「世界が大きく揺れている今、激動を間近に感じる中谷さんを招く意義はより大きくなった。中谷さんの人生観や人間性に触れてほしい」と話す…
からの記事と詳細 ( 現代の紛争、どう考える 母校のある佐野で12月講演 アウシュビッツ公認ガイド・中谷剛さん /栃木 - 毎日新聞 )
https://ift.tt/bX7suWH
0 Comments:
Post a Comment