上野アーティストプロジェクト2022「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」 |
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会場:東京都美術館(上野公園) ギャラリーA・C |
会期:2022年11月19日(土)~2023年1月6日(金) |
休室日:11月21日(月)、12月5日(月)、19日(月)、29日(木)~2023年1月3日(火) |
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで) |
夜間開室:11月25日(金)、12月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで) |
観覧料:一般 500円 / 65歳以上 300円 |
※学生以下は無料 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料 ※学生の方、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください ※都内の小学・中学・高校生ならびにこれらに準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観覧するときは無料(事前申請が必要) ※特別展「展覧会 岡本太郎」(会期:2022年10月18日(火)~12月28日(水))のチケット提示にて入場無料 ※事前予約なしでご覧いただけます。ただし、混雑時に入場制限を行う場合がございますのでご了承ください |
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館 |
展覧会ウェブサイト:https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_uenoartistproject.html |
問い合わせ先:東京都美術館 03-3823-6921 |
新感覚の「源氏物語展」です。日本文学史に燦然と輝く王朝文学の華麗な世界を書、ガラス工芸、染色、絵画などの多彩なジャンルの7名の作家が表現します。今展では世界最古の長編小説といわれる“源氏”が内包している多様性に着目。現代の私たちも深く共感するその美意識を、現代作家の作品が導きだします。2017年に始まった「上野アーティストプロジェクト」の第6弾です。
副題は、源氏物語第14帖「澪標」で、光源氏が明石の君に宛てた「みをつくし 恋ふるしるしに ここまでも めぐり逢ひける えには深しな」から取られています。美術館で作品と巡り合うことも「えに(縁)」と言えましょう。以下、構成を紹介します。
【第1章 和歌をよむ】
795種の和歌を通じて、登場人物の喜怒哀楽や情景が巧みに表現される源氏。その和歌の世界を書で表現します。
【第2章 王朝のみやび】
華やかな王朝の世界を描いた源氏。現代の視点からその美を表現します。
【第3章 歴史へのまなざし】
紫式部が物語を通じて伝えようとした、社会の道理や歴史の重要性、人間の本質について考えてみます。
なお、会場で作品を鑑賞する手引きとして、物語のあらすじや人物関係をわかりやすく紹介しています。54帖の長編で登場人物も多いため、二の足を踏む方も少なくないと思いますが、こうした展示で“源氏”に触れてみるのも、あの文学世界に接近するよいきっかけになるかもしれません。
「源氏物語と江戸文化」展も同時開催
なお、東京都美術館では同時開催でコレクション展「源氏物語と江戸文化」も開催します。
印刷技術の普及などにより、江戸時代には貴族や武士だけでなく、庶民にも源氏物語が浸透します。同展は絵画資料や型染に用いる型紙などを展示し、江戸文化における源氏物語の受容を紹介します。
◆開催概要
展覧会名:コレクション展「源氏物語と江戸文化」
会期:2022年11月19日(土)~2023年1月6日(金)
会場:東京都美術館 ギャラリーB
休室日:11月21日(月)、12月5日(月)、19日(月)、29日(木)~2023年1月3日(火)
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室:11月25日(金)、12月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金)は、9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:無料
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
連携:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館
展覧会ウェブサイト:https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_collection.html
問い合わせ先:東京都美術館 03-3823-6921
(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)
からの記事と詳細 ( “源氏”の多様性を現代作家が表現 「美をつむぐ源氏物語―めぐり逢ひける えには深しな―」 東京都美術館で1… - 読売新聞社 )
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