新型コロナの影響で結婚式を挙げられずにいた福山市の夫婦が、築城400年を迎えた福山城の天守で24日、結婚式を挙げました。
この結婚式は、築城400年にあわせて大規模な改修が行われた福山城の魅力や、結婚式の価値を広く知ってもらおうと、市内の結婚式場が企画しました。
全国から寄せられた応募の中から新型コロナの影響で2年前に挙式を見送った福山市に住む内海亮太さん(29)と沙誉子さん(29)の夫婦が選ばれました。
亮太さんは福山城の鉄板張りをイメージした黒い袴を着て、沙誉子さんは白い城壁をイメージした白無垢姿で人力車に乗り込み、親族や友人と列を作って天守の中に入りました。
最上階で行われた式では、2人が指輪を交換したあと、去年、生まれた長男の雪仁くんが結婚証明書に手形を押しました。
2人は結婚する前から福山城をたびたび訪れ、2年前に婚姻届を出した際には城の前で記念写真を撮るなど思い出の場所だったことから、今回、応募したということです。
式を終えた亮太さんは、「かっこよくなった福山城で城主のような気分で式を挙げさせてもらい、いい思い出になりました」と話していました。
沙誉子さんは、「2人の思い出の福山城で結婚式ができて嬉しいです。息子が大きくなったら結婚式の話をして天守を一緒に回りたいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 築城400年の福山城 天守で結婚式|NHK 広島のニュース - nhk.or.jp )
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