Sunday, October 23, 2022

リディア・コー「韓国で生まれたのは誇り」 12月には結婚式も - ゴルフダイジェスト・オンライン

◇米国女子◇BMW女子選手権 最終日(23日)◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd(パー72)

リディア・コー(ニュージーランド)が8バーディ、1ボギーの「65」をマーク。2位に4打差をつける通算21アンダーで逆転し、1月「ゲインブリッジLPGA」以来となるツアー通算18勝目を挙げた。

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「今週はこれまで以上に『韓国でどうしても勝ちたい』と言ったと思うし、それが良いマインドセットだったのか、自分に催眠術をかけるようにやっていたのかもしれない」

前半7番(パー3)で3パットのボギーをたたいたが、砲台グリーンが待つ8番で30cmにつけてバーディを奪うバウンスバックを決めた。

「大きな転機となった」と話したのが10番だ。ティショットを右ラフに入れると、2打目でパーオンならず。3打目グリーン外からの下り5mのパットが勢いよくカップに沈んでバーディ。「もしも入らなかったら、かなり長いパーパットになっていた」と振り返った。

韓国ソウルで生まれ、5歳でゴルフを始めた。6歳のときにニュージーランドに移住したが、25歳の今も親族は韓国に住んでいる。

「韓国で生まれたことをとても誇りに感じています。それでどうしてもここで勝ちたかった。私が生まれた場所というだけでなく、家族の多くがまだここにいます。彼らのためにも勝ちたかった。とても意味のあること」

昨年4月「ロッテ選手権」で3年ぶりの優勝を遂げるまで一時は不振に悩まされた。それでも直近10戦でトップ10が8度。「おそらく今までで一番安定したプレーができている」と説明する。

「今の女子ゴルフはレベルが高すぎて、勝つのは本当に難しいんです」。12月には自身の結婚式を控えるだけに、残り3戦も結果につなげたい。(韓国江原道/玉木充)

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