Tuesday, May 30, 2023

“北朝鮮に対して厳重に抗議し強く非難” 松野官房長官 - nhk.or.jp

松野官房長官は、臨時の記者会見で「一連の北朝鮮の行動は、わが国、地域や国際社会の平和と安全を脅かすものだ。また、関連する国連安保理の決議に違反するものであり、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難した」と述べ、北京の大使館ルートを通じて抗議したことを明らかにしました。

そして「先ほどNSC=国家安全保障会議の4大臣会合を実施し、情報を集約し対応を協議した。政府としては、国連安保理の場を含め、アメリカや韓国をはじめ、国際社会と緊密に連携して対応するとともに、国民の生命や財産を守り抜くため、引き続き情報の収集・分析、警戒・監視に全力を挙げる」と述べました。

「さらなる挑発行為に出てくる可能性」

また松野官房長官は「北朝鮮は一貫して核・ミサイル能力を強化していく姿勢を示していて、今後も各種ミサイルの発射や核実験の実施など、さらなる挑発行為に出てくる可能性はある」と述べました。

「破壊措置は実施していない」

また松野官房長官は「破壊措置は実施していない。日本のEEZ=排他的経済水域に対する飛来は確認されていない。そのほかは、現在、確認中だ」と述べました。

北朝鮮 国営の朝鮮通信 “ロケット墜落”「報道は承知 分析中」

また松野官房長官は北朝鮮の国営の朝鮮通信で、ロケットは異常が発生して墜落したと報じられたことについて「報道は承知しているが、その1つ1つにコメントすることは差し控える。いずれにせよ、現在、分析中だ」と述べました。

「宇宙空間へ投入されていない」

また松野官房長官は「北朝鮮は本日6時28分ごろ、北朝鮮西岸のトンチャンリ付近から1発の弾道ミサイルの可能性があるものを南方向に発射したが、6時35分ごろ黄海上空で消失したものと推定している」と述べました。

その上で「この発射は北朝鮮が予告した期間内で予告した方向に発射したものだが、黄海上空で消失し、宇宙空間への何らかの物体の投入はされていないものと推定している。詳細については、分析中だ」と述べました。

「被害報告など情報確認されていない」

また松野官房長官は「官邸対策室で情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し協議している。Jアラートを活用して国民への情報提供を行い、その後、領域への落下や上空通過の可能性がないことが確認されたため、避難の呼びかけを解除した」と述べました。

その上で「付近を航行する航空機や船舶への情報提供を行ったところであり、現時点で被害報告などの情報は確認されていない」と述べました。

「弾道ミサイルの可能性があるもの黄海上空で消失」

松野官房長官は午前9時すぎ、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合のあと記者会見し、「北朝鮮が発射した弾道ミサイルの可能性があるものは午前6時35分ごろ朝鮮半島西側の黄海上空で消失した。宇宙空間への何らかの物体の投入はされていないとみられる」と述べました。

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