Saturday, December 17, 2022

岸井ゆきの、聴覚障害のボクサー役演じ生きることに向き合った」と感無量 三浦友和も「代表作」と絶賛 - スポーツ報知

岸井ゆきの、聴覚障害のボクサー役演じ生きることに向き合った」と感無量 三浦友和も「代表作」と絶賛 - スポーツ報知

 女優の岸井ゆきのが17日、主演映画「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 聴覚障害があるプロボクサーの小笠原恵子さんから着想を得た作品。耳の聞こえないボクサー・ケイコを演じた岸井は、念願の公開に「うれしい以外の言葉が浮かばない」と感無量。「ケイコを演じて生きることに面と向き合った。ささいなことの積み重ね、短い歴史の上に立っていることを実感しました。この作品は生き方の話。きっといろんな方に伝わるものがあるんじゃないか」と呼びかけた。

 ケイコが通うボクシングジムの会長で、トレーナー役を演じた三浦友和は「会話がない芝居を成立させる。しゃべるときも短い言葉で表現しないといけなかったんですけど、仕上がっていたケイコがいたので何の苦労もせずにできた。ミット打ちのシーンはスピードや動きがプロの技」と岸井の熱演に太鼓判。「試写を見て『岸井ゆきのの代表作と言っていい』と言ったら(本人も)大きくうなずいた。そういう作品です」とたたえた。

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2022-12-17 05:13:00Z
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