来年春の統一地方選の前哨戦として注目される茨城県議会議員選挙が2日告示され、定員62人に対して96人が立候補し、今月11日の投票日に向けて9日間の選挙戦に入りました。
茨城県議会議員選挙は午後5時で立候補の受け付けが締め切られ、定員62人に対して96人が立候補しました。
党派別に見ますと、
自民党が45人、
公明党が4人、
国民民主党が3人、
立憲民主党が3人、
共産党が4人、
日本維新の会が2人、
参政党が1人、
地域政党のつくば・市民ネットワークが1人、
無所属が33人
となっています。
このうち茨城県西部の筑西市選挙区には、定員2人に対して届け出順に、
自民党の現職で公明党県本部が推薦する水柿一俊氏(66)
無所属の元議員の宮崎勇氏(57)
立憲民主党の現職の設楽詠美子氏(46)
の3人が立候補しました。
水柿候補は「人口減少や少子化がはなはだしいなか、学校が1つ閉鎖されるとなると、地域に活気がなくなってくる。ぜひとも私に3期目の当選をさせていただかなければなりません」と訴えました。
宮崎候補は「農業や、これからこの地域が発展していくためにはどうしていけばいいのか。子どもや孫がこの地域にこれからもずっと暮らしていけるように、頑張っていこうじゃありませんか」と訴えました。
設楽候補は「給付型の奨学金を作り、子どもたちの夢をかなえられる茨城を作っていきたい。在宅医療・介護を充実させ、住み慣れた地域で最期を迎えられるよう、環境を整えてまいります」と訴えました。
今回の茨城県議会議員選挙では、来年春の統一地方選挙を前に、県議会の議席の7割を占める自民党が選挙前の勢力を維持するのかや前回・4年前に初めて議席を獲得した立憲民主党が議席を伸ばすのか夏の参議院選挙の比例代表で茨城県内で自民党に次ぐ得票となった日本維新の会が初めて議席を獲得するかなどが注目されます。
選挙戦では、新型コロナや物価高騰の影響を受ける地域経済の活性化策や、政府が来年夏以降の再稼働を目指すとしている東海第二原子力発電所の再稼働の是非、それに、つくばエクスプレスの延伸などをめぐって論戦がかわされる見通しです。
32の選挙区のうち6つの選挙区では、定員を上回る立候補者がなく、合わせて12人の当選が無投票で決まりました。
茨城県議会議員選挙は今月11日に投票が行われ、即日開票されます。
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