胆振の白老町にある介護老人保健施設で、入所者に対して、複数の職員が拘束をしたり、暴言を吐いたりするなどの虐待が行われていたことが明らかになりました。施設は、道から指導を受けたということです。
白老町は7日午後、臨時の記者会見を行い、町立の介護老人保健施設「きたこぶし」で虐待が行われていたことが明らかになったと発表しました。
それによりますと、ことし10月上旬に施設の2人の利用者が「職員から叩かれた」と申告し、たんこぶがあったことから、町や道が職員への聞き取りをしたり、ことし4月からの記録を確認したりするなどして調査を行いました。
その結果、ことし4月から10月にかけて、複数の職員が▽入所者4人に対し、緊急性がないにもかかわらず拘束をしたり、▽入所者に対して常態的に暴言を吐いたりするなどの虐待を行っていたことがわかったということです。
これを受けて道は6日付けで行政指導を行い、介護保険施設としての基本方針を徹底することや改善状況を報告することを求めたということです。
「きたこぶし」の猪原達也施設長は「施設に対しての信頼を著しく失墜させたこと、町民のみなさまに対して、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と述べました。
からの記事と詳細 ( 白老町立の介護老人保健施設で虐待 道が行政指導|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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