「人権の21世紀をつくる文化の集い」が二十一日、東京都目黒区中小企業センターホールで開かれる。法政大前総長の田中優子さんが「江戸から見た人権」をテーマに講演する。
田中さんは江戸研究の第一人者。著作「カムイ伝講義」(ちくま文庫)では、漫画「カムイ伝」を通して江戸時代の階級制度から現代の格差社会を読み解き、一揆から現代の民主主義を考察している。
実行委員会は「江戸時代の価値観、視点、持続可能性のある社会システムから現代の問題に言及している田中さんを招いて、差別と戦ってきた民衆の歴史を学びたい」としている。
文化の集いは二〇〇一年に始まり、今回が二十二回目。これまで、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんやヘイトスピーチ問題に詳しい弁護士の師岡康子さんらが講演している。
午後六時半開演で手話通訳あり。参加費千円で事前予約が必要。予約は実行委=電03(3762)7176=へ。
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