
川辺仏壇の技術を生かし、現代のインテリアに合わせた「ブッダンファニチャー」=7日、鹿児島市中山1丁目
「ブッダンファニチャー」と銘打ち、仏壇と壁飾りを制作した。彫金、木地、漆など川辺仏壇を支える職人技を詰め込んでいるが、従来のきらびやかな製品とはひと味違うデザイン。
仏壇は壁掛け(高さ85センチ、幅9センチ)と飾り棚(高さ48センチ、幅66センチ)の2種。透明感のある生漆で美しい木目を際立たせ、一部に彫金や金箔(きんぱく)でアクセントをつけた。価格は15万~50万円程度。円形の銅板に細かい槌目(つちめ)をつけた壁飾りは10万円程度を想定する。
木地担当の橋口奨さん(28)、塗り担当の瀧山貴文さん(30)は「木目を美しく見せるには、通常より丁寧な仕上げが必要。手間はかかったが、いい経験になった」。デザインしたベガハウスの建築士、谷征紀さん(37)は「職人の誇りとなる製品にしたかった。暮らしにマッチする物を作れば、手に取ってもらえるはず」と話した。おりんなど仏具の開発も進めるという。
からの記事と詳細 ( 暮らしにマッチする「現代の仏壇」提案 従来品とはひと味違う壁掛け・飾り棚15~50万円 注文住宅企業と職人コラボ | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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