中古車販売会社の「ビッグモーター」は、兼重社長が1976年に出身地の山口県岩国市で創業した「兼重オートセンター」が前身の会社となっています。
会社のホームページなどによりますと1980年に現在の社名の「ビッグモーター」となり、2000年ごろにかけて山口県内をはじめ西日本を中心に店舗を増やしてきました。
現在では全国で300店舗以上を展開し、グループ全体の売り上げが7000億円を超えるとして業界最大手をうたっています。
2015年には本社を東京・港区の六本木ヒルズに移転していました。
その一方で、一連の問題が発覚したあとは、会社のガバナンスの不透明さを指摘する見方も出ています。
ビッグモーターは上場会社ではないことから、財務や経営に関する情報の公開が義務づけられていませんが、会社法上の「大会社」にあたるため取締役会設置会社として3か月に1回以上取締役会を開催することなどが義務づけられています。
しかし、今回の問題に関する外部の調査委員会がまとめた報告書では、会社法上の要件を満たす取締役会は開催されていなかったとされていて、業界のトップ企業でありながらガバナンスが不十分だった実態に社会的な責任が厳しく問われています。
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