令和5年7月6日
7月6日、午後6時10分から約14分間、岸田文雄内閣総理大臣は、レジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領（H.E. Mr. Recep Tayyip ERDOĞAN, President of the Republic of Türkiye）との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、5月に実施された大統領選挙での再選及び建国100周年への祝意を表明し、エルドアン大統領の下、次の100年もトルコが益々繁栄していくことを期待している旨述べました。これに対し、エルドアン大統領から、岸田総理大臣の祝意に感謝する旨発言がありました。
- また、岸田総理大臣から、2月に発生したトルコ南東部を震源とする震災に対して、これまで実施してきている850万ドルの緊急無償資金協力に加え、日本政府による新たな支援策として、（1）がれき処理や、医療機材・重機等の供与を目的とする総額約3千4百万ドル（50億円）の無償資金協力の実施、（2）被災地の復旧・復興を支援するための5.5億ドル規模（800億円）の借款の供与、（3）これら資金協力と連携した、（ア）復興計画の策定支援、（イ）公共建築物の耐震補強技術支援、（ウ）がれき処理を含む災害廃棄物の管理能力強化支援など、我が国の知見を活かした技術協力の実施に向けて準備を進めている旨伝達しました。エルドアン大統領から、日本によるこれまでの支援及び今般新たに表明した支援に対し、感謝の意が表明されました。
- また、両首脳は、ウクライナ情勢を始めとする地域情勢についても意見交換を行い、幅広い分野において二国間関係を更に発展させていくべく協力していくことで一致しました。
からの記事と詳細 ( 日・トルコ首脳電話会談｜外務省 - Ministry of Foreign Affairs of Japan )
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