結婚をめぐり巻き起こった驚きのエピソードのなかから、反響の大きかった記事を厳選。とんでも結婚式トップ10、第3位はこちら!(初公開2019年10月29日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで) * * * 新郎新婦にとって人生の晴れ舞台である結婚式。通常は当日2~3時間前に会場入りするものだが、ごく稀にいつまで経っても主役である新婦(新郎)が現れないことも。
まずは仲人をお願いしていた会社の専務夫妻を呼んでもらい事情を説明。顔に泥を塗ってしまったことを詫びると、手を握って「わかった。こっちのことは気にするな」といってくれたそうだ。 「職場の上司や同僚にも専務から事情を説明してくれたらしく、会社で結婚式のことを聞かれることはありませんでした。小さな会社だったのでドタキャン騒動のことは出席していない人も知っていたでしょうけど、逆に気を使われているのがすごくわかったのでそこは辛かったですね。そういうこともあって会社に居づらくなり、式から半年ほどで辞めてしまいました」 なお、結婚式はお食事会に急きょ変更。会場の外では本山さんと両親がすべての出席者に対して頭を下げてご祝儀も返却。 その後、両家で話し合いが持たれ、結婚式の費用は全額新婦側が負担。さらに慰謝料が上乗せされ、1000万円近いお金が支払われたそうだ。 「大金ですがちっとも喜べず、ずっと口座に入れたままでした。まあ、32歳のときに結婚して、妻の『じゃあ、私たちの幸せのために使っちゃおう!』の一言でマイホームの頭金にしましたけどね(笑)」
式をドタキャンされ、新婦両親が土下座
化成メーカーに勤める本山裕さん(仮名・46歳)も若いころ、式当日に新婦にドタキャンされた経験を持つ。あれから21年過ぎた今でも、忘れられない苦い思い出だと話す。 「私は予定通り3時間前に式場入りしましたが新婦の控室とは別ですし、てっきり彼女も来ていると思っていたんです。様子を見に行こうとすると『まだメイク中ですから』と式場の方に言われ、会えずにいましたがこのときはそんなものかと思い、深く考えてはいませんでした」 自身の控室で家族や親族と話をしながら式が始まるのを待っていたが、途中で両親が式場の係の人に呼び出されて退出。10分ほど経って戻ってくると、衝撃の事実を聞かされたそうだ。 「母に『裕、落ち着いて聞いてね。実は、○○さん(新婦)がまだ会場に来ていないの』と言われたんです。想像すらしていなかった事実を知らされて頭の中は真っ白でした」 当時は現在のように携帯電話が1人1台の時代ではなく、新婦はポケベルすら持っていなかった。ただし、このときは会場に向かう途中に事故に遭ったのではと心配していたそうだ。 落ち着かずに控室の中をうろうろとしていると、新婦の両親がやってきて裕さんの前で「このたびは娘が本当に申し訳ございませんでした」と土下座。それを見て、新婦に逃げられたことを悟ったという。 「でも、その瞬間は怒りの感情などは湧いてこなくて、『事故じゃなかったんですね。よかったぁ』とかトンチンカンな返事をしてしまいました。それに式には友達や仕事関係の方など80人近い方を招待していたため、みなさんにお詫びしなきゃなとそっちをどうするかということを考えていました」居づらくなって会社も辞めた
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