本作では、横浜地検中央支部の検事・西村奏がかつての恋人・野木真樹との再会をきっかけに、封印してきた過去や疑惑と向き合うさまが描かれる。奏を石原、真樹を亀梨が演じた。
約400名の観客からの盛大な拍手に包まれ登壇したキャストたち。石原は「プロデューサーの中川慎子さんと脚本家の吉田紀子さんが命を削って、血のにじむような努力で脚本を書き上げてくださいました。そこに命を吹き込んで、大切に演じました」と思いを伝える。亀梨は「素敵なキャストと、濃厚な時間を過ごし作品作りをさせていただいたことに感謝しています」と口にした。
「共演して意外だった人は?」という質問に石原は「亀梨さんは美容院が一緒で、優しくてジェントルマンだとおうわさを聞いていたので、そこまでギャップを抱きませんでした。意外だったのは安藤さん。もっとクールで寡黙なイメージだったのですが、違いました!」と回答。亀梨が矢本の名前を挙げ「かわいらしい笑顔ですが、体が日に日に大きくなっていく」と指摘すると、矢本は「趣味で空き時間に鍛えているので、話数を重ねていくと体が強くなっていきます(笑)」と茶目っ気たっぷりに返した。
安藤は「さっき仲村さんに突然、霊感があるか尋ねられた」と吐露。仲村が「安藤くんは霊感が強いといううわさを聞いたことがあったので」と説明すると、安藤は「(幽霊の存在を)感じることはあるのですが、気のせいのときがあって……」と述べ、笑いを誘った。宮澤は「みな実ちゃんは美容のことをいろいろ教えてくれるけど、どこまでビジネスなのかな?と思っていた。でも一緒にカレーを食べにいった帰りに『家来る?』言ってくれて、伺ったら帰りにたくさん美容グッズをくれて……まったく(イメージを)裏切らないところが意外でした」と回想。田中は「ビジネスじゃないよ!」としっかり訂正する。
矢本は「大学生を演じると聞いて、俺は自信ありましたが、皆さん“THE 大人”だけどいけるの?と思っていた。でも5人が並んだ映像を観たら、みんな大学生に見えて、芸能人って若いな!と感じました(笑)」とジョークを飛ばした。田中は矢本について「この感じでお子さんがいらっしゃって、お父さんなんですよね。そこがとても意外でした。でも、白いものは食べられないと言っていて……なのにお寿司で一番好きなのはイカらしく、どうかしてる!」と物申す。矢本は「白いものって味がなさそうなので……。泳いでるときのイカは全然白くないです! 茶色いです」と独自の見解を示した。
続いてドラマのタイトルに関連して「運命的な出会いをした人・モノ」を尋ねる質問が。石原は「クランクインの日に着ていた私服が田中みな実さんと同じだったんです! スタッフ陣と『Destinyだ』と話していました」と笑顔を見せる。亀梨は「親戚が劇団に入っていたのですが、ドラマで野球少年を探しているからと声を掛けてくれて、エキストラとして参加したことがありました。そのときに(仲村)トオルさんが出演していて、僕がベンチで寝ていたら、かき氷を口に入れてくれたんです」と述懐。真樹の父・野木浩一郎を演じた仲村は「もちろんそのドラマのことは覚えていますが、かき氷のことは覚えていないです。でもこの話を亀梨くんから聞いて、今回の役作りにすごくプラスになりました」と喜んだ。
「時をへて、愛は、歪む」という本作のキャッチコピーにちなんで、「まっすぐ愛しているもの」を質問されると亀梨は「さっき矢本くんの話にも出ましたが、イカが大好きです。お寿司屋さんに行ったら“イカ連チャン”です」と答える。すると石原、矢本が「わかる!!」「俺もなんですけど!!」と興奮気味に賛同し、会場を盛り上げた。最後に石原は「情熱を込めて撮影しました。観てくださった方の感想がすごく気になります。私たちに届くので、『観た』『よかった』だけでもSNSで発信してくださったらうれしいです」と呼びかけイベントを締めた。
「Destiny」はテレビ朝日系で4月9日に放送がスタート。毎週火曜の21時からオンエアされる。地上波放送終了後、TELASA(テラサ)で配信。新城毅彦、星野和成、中村圭良が監督を務める。
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※記事初出時、人名に誤りがありました。お詫びして訂正します。
2024-04-04 10:15:00Z
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