現地1月16日(日本時間17日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地でワシントン・ウィザーズに127-118で勝利。両チーム最多の41得点と活躍したステフィン・カリーについて、スティーブ・カーヘッドコーチは「彼は現代のMJだ」と共に黄金時代を過ごしたスーパースターに例えた。
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ヘッドコーチ就任から昨季までの8年間で4度優勝。そのすべてをカリーと共に成し遂げているカーHCは試合後の会見で、「彼は現代のMJだ。ブルズ時代、観客の半分が赤い23番(マイケル・ジョーダン)のジャージーを着ていたのをよく見ていたが、今見ているのは半分の観客たちが青と黄色の30番のジャージーをまとっている姿だ。ステフィンはゲームを超越した存在で人々を感動させる。どこに行っても彼を応援する人たちがいて、そのパフォーマンスを見たいと待ちきれない様子だよね」とMJ級の存在になっていると表現。
さらに「彼のような選手はあまり見たことがない。188cm、84kgと体格も体の強さもスーパーヒーローという感じではないから、人々は共感するのだと思う。そのサイズの人間はたくさんいるけど、彼のようなことをできる人間はいない。信じられないほど刺激的。だから、どこでもたくさんのサポートを受けることができるんだ」と続けた。
試合後には敵地にもかかわらず、“MVP”チャントがカリーに降り注ぐというシーンも。現役時代、シカゴ・ブルズでジョーダンと共に3度(サンアントニオ・スパーズでも2度)優勝を経験しているカーは、その姿に、ジョーダンを重ねたようだ。
今季、カリーは12月14日のインディアナ・ペイサーズ戦で左肩亜脱臼を負って約1ヵ月休養を取ったものの、ここまで30試合に出場して平均29.3得点をマークし、チームを引っ張っている。
なおこの試合で八村塁(ウィザーズ)はベンチから26分15秒出場。3Pシュート2本を決めるなどで16得点をマークしている。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
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