人気グループのイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)で活躍し、代表曲「ライディーン」を作曲したミュージシャンの高橋幸宏(たかはし・ゆきひろ)さんが11日、誤えん性肺炎で死去した。70歳だった。葬儀は家族葬で行った。2020年に脳腫瘍で手術を受けたと公表。療養生活を続けていた。
高橋幸宏さんの悲報を受け、生前交流のあった著名人に悲しみが広がった。
YMOのステージで共演し、高橋さんが参加した複数のバンドにも在籍したミュージシャン、ゴンドウトモヒコさんは、「いつも穏やかで、分け隔てなく人と接する方でした。それでいて、どんな仕事でも妥協がなく、完璧にこなす。プロジェクトを始める時点でやりやすい人を選んでいるから、メンバーを代えないんです。私も100%期待に応えようとついてきたけど、そこは感じてくれたのかもしれないですね」と振り返った。
「YMOでは、幸宏さんが常に真ん中にいた」と語るゴンドウさん。「細野(晴臣)さんや教授(坂本龍一さん)はとんがっているところがあって、一人で楽曲を作ることができちゃうけれど、幸宏さんは『みんなで作ろう』と、まとめ上げる方でした。他のバンドでもリーダーでありながら、そんな感じでもなく、METAFIVE(2014年活動開始)に至っては、全員がフラットな関係で幸宏さんは楽しそうで、僕も一番楽しかった。伝えたいことはたくさんあるんですが、まずは『お疲れ様でした』と言いたいです」
大林宣彦監督の遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」で親子役を演じた俳優、作家の中江有里さんは、「音楽家である幸宏さんですが、映画に愛された俳優でもありました。映画独特の泥臭さとは一線を画したスタイリッシュな存在で、
また、坂本龍一さんは15日に更新したツイッターに、灰色の画像をアップ。独特の表現で弔意を示したようだ。初期のYMOとたびたび共演したシンガー・ソングライターの矢野顕子さんも同日、「YMO Goes Forever.」とツイートした。
2023-01-15 11:42:00Z
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