大阪府高槻市で21日から始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は、同日午後6時、羽生善治九段(52)が61手目を封じて1日目の対局を終えた。解説の稲葉陽八段は、「異次元の手」と評された羽生九段の▲8二金(59手目)に「事前に研究していないと指せない手。この一局にかける意気込みを感じさせる一手」と舌を巻いた。
羽生九段が相掛かりの戦型を選んだことについて、稲葉八段は「藤井聡太王将(20)は後手番で角換わりをよく指す。相掛かりを選んだのは、いろんな戦型を指したいという羽生九段の探究心の表れではないか」とみる。角換わりは正解手を指さないと一気に敗勢に陥るため研究合戦になりやすいのに対し、相掛かりは選択肢のある局面が多く、棋士の個性が出やすい面があるという。
▲4四角(37手目)までは今期A級順位戦の豊島将之九段―斎藤慎太郎八段戦と同じ局面。斎藤八段は△同歩と指して敗れたが、藤井王将は…
2023-01-21 13:00:48Z
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