1月10日に出版されるヘンリー王子の自叙伝『Spare(原題)』。発売を前に内容が次々と明らかになってきているが、不仲説が取り沙汰されている兄のウィリアム皇太子は、キャサリン妃と結婚したときに永遠に自分の元を去ってしまったと綴っていることがわかった。
ウィリアム皇太子は2011年、学生時代から交際してきたキャサリン妃とロンドンのウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。2人の挙式はテレビ中継され、世界の注目を集める中、ヘンリー王子はベストマン(花婿介添え人)を務め、一番近くで兄の門出を見守った。
「あの朝、僕と一緒にウェストミンスター寺院に行った兄は、永遠に去ってしまった。否定などできるだろうか。彼はもうそれまでのウィリーに戻ることはなかった。あれ以来、アフリカ・レソトの大地を一緒に走り回ることはなく、馬の匂いのするコテージで一緒に過ごすこともなくなった。誰が僕らを切り離したか? 人生がそうさせたんだ」
「(結婚の誓いを行った後、)ウィリーがケイトをエスコートしてウェストミンスター寺院の外へ出ていく後ろ姿を思い出す。馬車に乗り込んだとき、彼は永遠の契約を結び、王室の一部になった。僕らの別れだと思った」
またヘンリー王子は、ウィリアム皇太子について「愛すべき兄であり宿敵」と記しているそうだ。これについて王子は、アメリカの情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』で、「僕らの間には常に変な競争意識があった」とコメントし、こう述べている。「『王位継承者とスペア(予備)』という感覚があったからだと思う」
Text: Tae Terai
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